2002年10月03日(木)
ファースト・プライオリティー
もう大分前のことだけど、山本文緒の「ファースト・プライオリティー」を読みました。
この作者の「意地悪な視線」がすごく好き。単に他人に対してだけ意地悪な視線を持っているならただの嫌な人だけれど、自分自身に対しても鋭い視線を持っていて、どこか一歩引いて見ているようなところが好き。 性格の悪い主人公を書かせたら天下一品ですよ彼女は。
突然話は変わるのですが、最近どうにもこうにも年をとったと感じます。高校生がまぶしいです。若いってステキ。年をとってからしか見えてこない内側からの美しさみたいなものもあるのでしょうが(本当にあるのかどうかはしらん)、やっぱり若いうちにしかない美しさっていうのもあると思う。傲慢で、残酷な美しさ。
どっかで読んだ話なんですが、実際より若く見られて喜ぶようになったら年をとった証拠らしい。はっはっは。私のことかね?確かにミドルティーンの頃は、年上に見られたがってたよなあ・・・。
なんだかとってもまとまりのない内容ですが(いつものことか)、終わり。
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