ふらりと立ち寄った本屋でふと宮部みゆきの「模倣犯」を手にとり、無性に読みたくなってしばし迷う。ワタクシ基本的にハードカバーは買わないのです。高いし重いし。「財布落として学生証再発行したりして金ないんだよなあ・・」「まだ『魍魎の匣』も『小僧の神様』も読んでへんやろ！読んでから買え！」と、もう一人の私が叫んだので、我慢してスーパーへ。
食料品を漁っているうちに、いや！やっぱりパンや牛乳よりもあの本が欲しい！と思い、でもパンや牛乳も必要！パンも牛乳も本も全部買うべ！というわけのわからぬ決意をして、結局大出費。

いやーしかし買って良かった。上巻しか買ってなかったのだけど、一気読み。夜１１時頃から読み始めた私が馬鹿だったのだけど。気付いたら（読み終わったら）朝７時でした。下巻を一刻もはやく読みたい。きっと明日買ってしまうね。ああまた大出費。
しかしこの本の登場人物はなんでまたみんな煙草吸みなのかしら？おかげで読みながら吸いたくてたまらなくなって、でもおうちに煙草の買い置きないし（吸っちゃうから買わないようにしている）、もう１１時なんかとっくに過ぎてるので自販機は止まってるし、で近くのローソンまでちゃりんこかっとばしてしまったわ。
部屋では吸わない。吸う時はベランダ、という誓いもあっさりと破られる（だって吸ってる間も読みたいのだもの。ベランダで立ったまま読むのも嫌だし）。

しかも夜中におなかが空いて明日の朝食のために買ったパンを食べてしまう。うーだから太るんじゃー。

禁煙にもダイエットにも失敗て私はブリジット・ジョーンズか全く。