夢三昧
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2004年08月07日(土) |
鈍獣/ライオンキング |
パルコ・プロデュース公演「鈍獣〜DON−JU〜」 14:00開演 C列
【出演】生瀬勝久 池田成志 古田新太 西田尚美 乙葉 野波麻帆 【作】宮藤官九郎 【演出】河原雅彦
成志さんが大好きですし、生瀬さんも好きだし、西田さんも好き。 クドカンさんももちろん好きなので、当然観たかったのですが・・・・・。 チラシの時点でかなりテンションが下がり(笑)その後もなぜかテンションは上がらず・・・(苦笑) そのまま観に行ったら、期待していなかった分意外と楽しめたけど、やっぱり凄く好きだと思える舞台ではありませんでした。 こんなこともありますよね・・・。
成志さんは、とにかく大変な役でした。 途中から、勝手に、あくまでもわたしが勝手に思っただけですが、なんだかお気の毒になってしまって・・・・・。 一人、凄く忙しいし、凄く格好悪いし(いい人なんですけど)、食べたり飲んだり吐き出したり着替えたりめまぐるしいし、汚れるしボロボロだしドロドロだし。 果たしてこれをやっていて、成志さんが楽しいのなら、それはもう仕方がないと思いましたが、ちょっとやりすぎだったのかなぁ・・・と思ってしまいました。 うーーーむ、これがクドカンさんなのでしょうか。 それとも河原さんの演出のせい!?(スミマセン、よくわからないのです)
生瀬さんは、一番得な役だったような(笑) 可愛かったです。最後ちょっぴり怖かったけど、そこまでは安心して観ていられました。
古田さんは、すっごく歌がうまくてビックリしました(笑) 本格ミュージカルに出るのは、成志さんより古田さんだったのか??と思ってしまいましたから!(爆)
乙葉ちゃん・・・・・。声がとっても可愛くて、見た目も結構可愛かったのですが、わたしはその声が、どーーーもダメでした。 でも、役としてはもの凄く健闘していたと思います。はまり役でした・・・・・!
野波さんは、カッコヨカッタです。
西田さんも、地味な役でしたが、熱演されていました。
2時間50分休憩無しのぶっ通しでしたが、長さを感じなかったのは流石です。 ホラーっぽいところもありましたが、わたしはそんな怖さはそれほど感じませんでした。 ただ、好き嫌いは別として、子供の頃の回想場面の設定も面白いし、途中からは、現在も1年〜数ヶ月前の回想とつなげながらの展開になるというテクニックが、お見事だなと思いました。 男3人が小中学校の同級生だったという設定もあり、忘れかけていた時代を思い出したりもしました。 あんなふうに、あだ名をつけたりつけられたり、しましたよね・・・。 子供同士の習慣やルールみたいなものも、ありましたよね・・・。 けど、笑わせることが目的のエピソードも、ふっと寂しかったり切なくなってしまったり、しました。 結局、好きになれなかった理由は多分、意味がわからなかったとか汚い場面が多かったとか以前に、友達にからかわれたり馬鹿にされたり仲間外れにされたりしていた子供のことが題材になっていたからかもしれません。 後味が悪かったです・・・・・。
ライオンキング 四季劇場[春]17:30開演 3階立見列
【キャスト】 ラフィキ/康理愛 ムファサ/新木啓介 ザズ/伊藤謙吉 スカー/野中万寿夫 ヤングシンバ/吉武怜朗 ヤングナラ/ジェイミー・マクドナルド シェンジ/菅原こずゑ バンザイ/池田英治 エド/村瀬美音 ティモン/深見正博 プンバァ/川辺将大 シンバ/李涛 ナラ/上田亜希子 サラビ/森以鶴美 (男性アンサンブル) 布施陽由 福山弘 武智正光 井上隆司 小島良太 品川芳晃 孔大愚 四茂野勝都 長尾健吾 虎尾信弘 秋山光二 丸山田加賜 玉城任 三好徹哉 (女性アンサンブル) 岡本和子 池田祐実子 海田曉子 奥田久美子 加藤聖恵 西山愛由美 岸千恵子 小山ゆみ子 金寿恵 西林素子 佐藤知子 守谷好美 【オーケストラ指揮】上垣聡
李さんがシンバになって1ヶ月以上になるでしょうか。 やっと観ることができました☆ 話せば長くなるので省きますが、非常に込み入った諸事情により、初の当日券(立見席)での観劇となってしまいました。 でも、思ったほどは疲れず(シマウマをまるごと食べられるくらいお腹はペコペコでしたが)十分楽しむことができました。 もっと若ければ、もっとやりたいですね、立ち見!(笑) しかし、さすがにわたしの歳では、終わった直後は暑さと空腹もあり、もうこれで限界かなぁ・・・と、思いました(苦笑) 時間が経った今では、またやってもいいかな〜という気に、ちょっとはなっていますが・・・♪
その李さんシンバ。素晴らしかったです! 1幕終わりの登場は、あまりに李さんで(爆)シンバではなく李さんだぁぁぁ!と思ってしまったのですが、なんのなんの2幕は、素晴らしかったです。 細かい表情の変化やセリフの間は絶妙ですし、オリジナルな反応や表情もあり、双眼鏡でじいっと観ていてもまったく飽きないとても軽やかで魅力的なシンバでした。 セリフも、まったく問題ありませんでした。 1個所だけ、何とおっしゃったのかわからないところがありましたが、あれはただのうなり声だったのかもしれません♪♪ う゛ーーーとか、ぐーーーという言葉でした、多分(微笑) 歌に関しては・・・・・。 とっても堂々と、心を込めて歌っていらっしゃいました。 ただ、あえて申し上げておくならば、やっぱりわたしのベストライオンソングは、あくつさんなのだと確信しました。 これはもう、好みですよね・・・。 あくつさんのクセのある歌い方、声が、やっぱり大好きだと懐かしく想いました。 でも、歌以外は、李さんのほうが好きかもしれません(小声・笑) ただ、李さんは、動きや肉体に関しては文句無しにシンバ(ライオン)そのものでしたが、双眼鏡越しにアップになったそのお顔は、かなり大人で(大爆)、わたしには非常に愛しく素敵なシンバにみえましたが、一般的にはやや大人び過ぎたシンバなのかもしれないな・・・とは思いました(再度小声) けど、やっぱり李さんは、いいですね〜(爆照) なんともまっすぐなお人柄が、役から滲み出ていました。 当然シンバだからなのでしょうけど!?(苦笑) ですから、身体のキレや機敏な動作のわりには、全体のイメージとしては完全におっとりシンバでした☆ やはりお顔はともかくとして、かなりの適役に違いありません。 シンバはやっぱり天然キャラでないといけません(え!?違いますか?・汗) そんなわけで、とりあえず「どんなシンバなのかチェック」はできましたので、いつか、大塚俊さんバンザイと共演して下さった時に、再び観られたら嬉しいなと切に思いました♪
あとは、野中さん、村瀬さん、池田祐実子さんなどに注目! ボーーーッとしている暇はあまりなく、結構忙しかったです(笑) 久々野中さんはゲラゲラ笑うくらいコントなスカーで、かなり楽しんでしまいました。 村瀬さんは、なんだかわからないけどキャッキャ言ってるエドで、村瀬さんのイメージそのままでした(爆) 池田さんは、正直立ち見では判別が厳しかったです(泣) でも、やっと観られただけ、良かったと思うことにしました。次回は是非近くで・・・☆
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