夢三昧
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2003年11月15日(土) |
砂の戦士たち/天使は瞳を閉じて |
マチネ/砂の戦士たち/サンシャイン劇場 12:00開演 1階18列 【CAST】石川禅 駒田一 平沢智 本間憲一 吉野圭吾 坂元健児 横田栄司 川本昭彦 福永吉洋 幸村吉也 縄田晋 阿部よしつぐ 伊織直加 アンダースタディー/宮菜緒子 【BAND】ピアノ/山口まどか ギター/小枝英隆 ベース/えがわとぶを パーカッション/藤井珠緒 パーカッション/宮崎ひとし シンセ・アコーディオン/田ノ岡三郎 【原案・演出・振付】謝珠栄
「砂の戦士たち」とは、ブラジルの港湾都市サルバドールのバイーアという港町を舞台に、生きるために犯罪を繰り返しながら路上生活を送る少年少女たちの宿命と友情、自立、への模索を描いたジョルジェ・アマード原作の長編小説とのこと。(プログラムより)
舞台は、その小説をもとに作られたミュージカルなのですが、劇中劇になっていて、そのバイーアと現実を行ったり来たりしながら進んでゆきます・・・・・。 要は、キャストには役名が二つずつあるというわけです。 例えば、平沢さんなら劇中名が『セイン・ペルナス』で、現実に戻った時は『保川』という風に。 最初に突然劇中劇なのだとわかった時は、さすがに驚きましたが(苦笑)、その切り替えに不自然さを感じることは別にありませんでした。 ただ、その後のつながりにいくつか疑問点が(苦笑) 予備知識がまったくなかったので、ダンスや歌に夢中になっているうちに、乗り遅れた?とも言います。 結局最後まであまりストーリーは深く考えずに観てしまいました。 だからといって楽しく無かったわけではありません・・・。どちらかと言えば面白かったのです。 でも、良い観客では無かったのかも(苦笑) 仕方ないですよねぇ・・・・・。
そもそも観劇の目的は、平沢さんと駒田さんでした。 平沢さんのダンスとテナルディエ以外の駒田さんがとにかく観たかったので、それが一番の楽しみだったのです☆ そういった意味では、席がもう少し前だったら言うこと無しでしたが、でもでもほぼ満足することができました。
もちろん、他のキャストのみなさんもとっても豪華だったので色々期待していましたが、意外にもさりげなく一番印象深かったのは坂元さんでした。 席がもう少し前ならば、恐らく平沢さんのダンスにもっと釘付けであまり他を観る余裕が無かったに違いないのですが、この際幸運にも?(笑)席が遠かったことと双眼鏡を忘れてしまったことで、一点集中をすっぱりあきらめました。 だからこそ、全体を見つめ、坂元さんのことも十分チェックすることが出来たのだと思います♪
坂元さんは、あきらかに歌部門のリーダーでした。 ソロも多かったです。 特に、しっとりと心を込めて聴かせてくれるバラード調の歌を初めて聴いたので(え?終わりなき夜はどうなのかって??うーーーん違ったのかしら?!・逃)ちょっとドキッとしました(笑・単純) いつもギターを抱えて唄っていて、役も明るくて良い人の役で、ピタっとはまっていました。 髪型も今まで観た中では一番素敵(お似合い?)というかお洒落な感じにみえました。 衣裳もお似合いでしたし、何より小柄!ということが生かされている役だと思いました!! 一番ツボだったのは、現実に戻ったとき、いつも何かしらのトレーニングをして身体を鍛えていることーーー!(爆) なんとも当たり前に!なんとも淡々と〜(爆喜) 坂元さんは、明らかにコメディ向きなのだと確信してしまいました(再逃) 結論。 どうしてわたしがこんなに坂元さんが気になったのかというと、それは坂元さんのどこかに耕史くんのニオイを感じたからなのでした(爆爆・何をいきなり?そんなのわたしだけでしょうか・・・) レミの時いつも楽屋でギターを弾いていた耕史くんの影響を、絶対に受けているような気がしてならないのでした。 つまりお二人は絶対に、かなりお友達なのかな〜と☆☆☆(半分期待・笑)
残る喜びは、「音楽」でした。 劇中曲はラテン、現実場面はラテンフォークソング?のような感じで、曲もバンドのみなさんの演奏もとっても素敵でした。 CD、作ってくださると嬉しいのですが〜〜〜。
ソワレ/天使は瞳を閉じて/ル テアトル銀座 18:00開演 12列
とっても楽しみにしていたのですが、なんとも微妙な気持ちにさせられる舞台でした・・・。 キャストのみなさんはそれぞれとっても素晴らしかったです。 なんだかんだともう拝見するのは3度目になる佐藤アツヒロさんも、初舞台の辺見えみりさんも、なかなかの熱演でした。 キャイ〜ンの天野くんは歌がとっても上手で、役にもピッタリの可愛くて優しくて切ない天使さんでした。 大高さん、京さんは、もちろんとても印象に残りましたし、橋本さとしさんと風花舞さんもかなり強烈なキャラクターでした! 根田淳弘(こんだあつひろ)さんも、大健闘でした〜。 つまり、キャストのみなさんはみんな大好きだったのです!! けど、全体のイメージは、なぜかイマイチでした・・・・・(スミマセン)。 ミュージカルとしてどうなのかな・・・ということもちらっと感じましたが、それがイマイチの原因なのかどうかも、よくわかりませんでした・・・(汗悩)
一番楽しかったのは、幕間(休憩時間)だったかもしれません(汗笑) ソロナンバーのない根田さんが、1曲唄ってくれました。 伴奏は、大高さんの生ギターです♪ しかも大高さんはストレートなロン毛黒髪のカツラをつけていらっしゃって(本編ではマスター役で、常にお洒落なバンダナ姿でした!)、どこかウエスタン風?の懐かしいファッションで(笑)、とっても楽しそうに演奏されていました♪♪ 天使の天野くんも、横をうろうろされていました〜。
そんな楽しい幕間を過ごせたので、気持ちも新たに2幕に臨みました(笑) 2幕を観れば、もしかしたらすっきりするのかもしれないと思ったので! でも、結局最後まで、心のモヤモヤは晴れませんでした(苦笑) ピルグリムは、好きだったのだけれどなぁ・・・・・。
ちなみに初演(88年!)のキャストは、大高さんは同じ。橋本さん→小須田さん、京さん→筧さん、アツヒロさん→勝村さん、根田さん→京さん、風花さん→長野さんなどなどなど! なんだか凄いですよね・・・・・それ以外の言葉が見つかりません。 ただただ心の底から観てみたかったと思いました。 脚本も変わっているみたいですし。 でも、やっぱりモヤモヤするのかな!? う゛ーーーーー。でも、結局小須田さんが凄く観たいのです。 ましてや電通太郎役(橋本さんの役名です)の小須田さんだなんて!! うーーーーむ・・・・・(唸)
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