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2005年02月22日(火)
好きな世界

今日は旦那さんとビデオを借りに。
旦那さんは前に見たピンポンをまた見たかったらしく借りて、
私ももうパルプフィクションは4回くらい見てるんだけど
また見たくなって借りた。
それにしても…レンタル屋の兄ちゃん…
ある場所がわからなくて聞いたら「さあ〜?」みたいな感じで
お話にならず、違う店員の男の人に聞いたらその人は
「ちょっと待ってください」といってカウンターの方に調べにいって
見事場所を見つけ出してくれたよ…。店員によって違うたあ…
大体「さあ?」と思ってもなんとかしようとしないものか普通…。
うむむ。2番目の兄ちゃんありがとうよ。駆け回ってくれて…。

パルプフィクションに出会ったのはかれこれもう9年くらい前に
なるだろか…。あまり強い期待もなくふらりと1人で劇場に
見に行った。オープニングのタイトルのセンスからもうかなり
ひきつけられていた。見た後はほんと興奮状態だった…。
心臓がどきどきして、すぐその足でサントラを買いに行った。
あんな強い興奮を映画に感じたのは初めてだった。私は
特に大げさな性格なので「やっべ、出会っちゃった運命的に
出会っちゃった!」と思った。
もともとB級の作品が好きだったけれどどこかで何か足りないと
思っていたところを全部補ったような…ぴたりとくるものだった。
そこにいる人間たちの体臭がただよってくるような…でもドライ
でクールでギラギラキラキラしている。
綺麗なものもすごく好きだけど、こうやって生きてる人間を
もろに感じる作品が自分には一番しっくりくる気がする。
礼節、汚い言葉、暴力、冗談、ピンチ…人間の可笑しさ愛しさ…
そういうものをすごくタイトに生き生きと表現してくれてると思う。
暗で汚い部分にあえて目を向けている。タランティーノは本当に
人が好きなんだと思う。そして楽しいことが大好き。
あーもう私も好き!
そして監督のミューズ。ユマ・サーマンあんなに鼻血が似合う
女優もそんなにいないだろう…(笑
あ、でもミラジョボビッチもなかなか似合うか…

私が今回また借りたのは劇中のあの台詞をもう一度
確認したかったから。殺し屋のジュールスが人を殺す時に
言う台詞…冷血な言葉として深くも考えず暗記していた
言葉が最後ジュールスの中で変化する。
ここもぶるっとくるところだ。ぐわーー好きー。
根っこにくる。ぐうー。(うるさい

やっぱりこの作品はDVDを買おう。うん。
まだジャッキーブラウンだけちゃんと見ていないので
見ないと…。
ピンポンも大好きな作品なので買おうかな…。