ネットニュースで中島らもが脳挫傷で亡くなったことをついさっき知った。どうやらお酒を飲んだあと店を出たとき、階段を踏み外したらしい。またたくさん飲んでたんだろうなあ…。
なんだかまだきょとんとしていてよくわからない感情です。ただ
すごい人生だったなあって…。いろんな人にも迷惑をかけたりしただろうし
それと一緒にいろんな人に愛されて、たくさんの人を楽しく優しい気持ちにしてくれた人だった。
とても頭の切れる一方、どこか子供のような純なところがある人で、
なんだかひとりぼっちのような人だった。
泣いてしまうほどの思い入れがあったかといえば違う気もするのだけど
とても好きな人だった。あの上手とは言えない唄もゆっくーりなしゃべり方も好きだったなあ…。こんな風に亡くなるなんて…本人死んじゃったこと
わかってないんじゃなかろうか…とか思ってしまう。「あれ、ぼく死んどったんかー…」なんて後で言っていそう。らもさんね、私の夢にも出てきて
くれたよ。大丈夫って言ってくれたんだよ。「こどもの一生」感想のアンケート葉書、書いたのに出さずじまいにしてしまいました。ごめんなさい。
私、あなたの本、全部読むつもりです。あまり読書家じゃない私ですが
それでもあなたの本は随分読んだんですよ。あなたが物書きになってくれて
よかったです。でなければ出会えませんでした。天国ではドラックやお酒は
禁止されているのでしょうか。そんなものも必要ない世界なのかな。それとも
そんな世界はないと思いますか？
らもさんはもういないけれど
私の中のらもさんは生き続けます。勝手と言われても…。
何度もあの本を読むと思う。これからも。だからありがとうございました、
じゃなくてずっと有り難うなんです。そんなとき、どこかでにやっと
していてくれると嬉しい。
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