夜、ベッドに入って瞼を閉じて 聞こえてくる自分の心臓の音を煩わしく思って 今日も一日が終わったことを知る
コドモの頃は、自分はオトナに成れないだろうと思っていた 中学生の頃は免許(18歳)取る頃までには死ぬだろうな、とか思ってたし、 18になってからは大学に入る前に死ぬ、とか思ってた 無事第1志望の大学に入ってからも、ハタチまでは生きてないと思ってた
…今は、結婚出来ないだろうな、と思ってる ある日 突然 呆気なく あたしはこの世から姿を消すんじゃないか、って
あたしが死んでも哀しむヒトがいない、なんて言わないけど 誰があたしが生きていたことをいつまでも覚えててくれるだろう 家族ではない、他の誰かが あたしが死んで 1年経ち…2年経ち…10年が経ったら きっとみんなあたしのことなんか忘れて、日々の暮らしを送っているんだろうなぁ… それを寂しいとか、哀しいとか、そういう風に思う筋合いはないっていうのは分かるけど でも何処かに…あたしが「生きていた」何かを遺せたら、と思う ある日「其れ」を見つけた「「誰か」があたしを思って、微笑ってくれたら、イイと想う
いつでも「死」を考える 目覚めることの無い「朝」を考える あたしは一生懸命生きただろうか 後悔は、無いだろうか そう、いつも問い掛ける
答えは、いつまでも出ないままだけど
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