せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2009年11月15日(日) |
俳小養成所中間発表会とワークショップ2日目 |
11月15日(日) 高校の演劇部の後輩、シダくんから案内をもらって、彼が通う俳小の養成所の中間発表を見に行く。 演目は何?と彼に聞いたら、芝居をやるのではなく、歌とダンスと日舞とセリフですとの返事。なんだかおもしろそうだ。 大塚駅からしばらく歩いて俳小のアトリエへ。 この間の「月 白き水晶の夜」の劇読みに出演してくれた斉藤真さんに御挨拶。斉藤さんは俳小の代表だ。 地下のアトリエは、こじまりとしたいい空間。 ダンス、歌、セリフが第一部、第二部は日舞と太鼓というプログラム。 ダンスも歌も、きれいに踊る、歌うということを第一にするのではなく、セリフを言いながらということを重視しているように思えた。 とにかく大変そうだった。立ち位置やいろいろな動きもとても複雑で、ライブ感あふれるもの。その段取りを追いながら、歌いまた踊るというのはとても大変なことだ。 でも、俳優として、同時にいくつものことをするというのは、当たり前のことなので、養成所の一年生からまずはそれをどんどんやらせているというのは、とてもすばらしいと思った。 終演後、シダくんに挨拶。二月の卒業公演も楽しみにしてると伝える。 帰り、ふっと都電に乗ってみたくなり、向原から雑司ヶ谷へ行き、副都心線に乗り換えるという大回りをして、ワークショップの会場へ向かう。 フライングステージワークショップ2日目。 昨日に続いて、同じメンバーと。 自己紹介は昨日してしまったので、昨日から今日までに何があったかを話してもらう。 昨日よりずっとお互いの距離が近いのが感じられる。 シアターゲームをいろいろしながら、昨日との違いはなんだろうと考えてもらう。 1日で急にできないことが出来るようになったということでもないのだけれど、何かが違う、何が違うのか、どうして違うようになったのか。 その後、今日は一対一のやりとりということで、「Tea for two」の場面を読んでみる。一年に一度のデートを重ねる二人のゲイのお話。4場の母親へのカミングアウトの場面。 相手に、自分の要求を伝えるということについてのアプローチをいろいろ。 シチュエーション(相手に望むこと)をいろいろ変えて、エチュードをしてみる。 思いを伝えるより、拒否する方がたやすいのはなぜだろうということを話し合う。 だったら、どうすればいいのか、どういうふうに伝えることが大事なのかということも。 最後に、もう一度、「Tea for two」の場面を読んで終了。 もっちゃんの提案で、打ち上げに飲みに行こうということに。 参加者全員が居酒屋へ移動。 何度もワークショップをしてきたけれど、みんなで飲みに行くのは初めて。 芝居の話。昨日今日のワークショップの話で盛り上がる。 どうもお疲れ様でした。
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