せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2009年10月09日(金) |
「短編連続上演」初日 |
「短編連続上演」の初日。 開演前に確認をいくつか。 3本の連続上演なので、役者にそれぞれの作品の開始時のテンションについて説明する。 低く始まってしまうと短い芝居なので、途中で取り返すことができないということ。 なので、一本目の「ムラサメ」はトップギアでスタートしてほしいと。 開演。いいかんじにスタート。「ムラサメ」は、人物がとてもくっきりして、ドラマが浮かび上がってきた。 続く、「どっきり地獄」は、客席のとまどっているかんじも含めて、煙に巻くようなふしぎなテイストのまま終了。よし。 最後の「幕切れ」は、ほとんど動きのない、リーディングらしい作品。 河合杏奈さん、三原幻也さんの二人芝居と、4人が語っていくト書き。 ていねいな色っぽい芝居になった。 終盤の盛り上がりがもう少しあってもよかったかもしれないが、とても微妙なところだ。 終演後、キャストにダメだしというか、感想を伝える。 その後、ポストパフォーマンストーク。 ゲストの玉塚充さん、出演の小泉真希ちゃん、三人の作家、篠原さんの司会で。 玉塚さんの具体的な話がとてもおもしろかった。 帰り、タックスノットへ寄って、フライヤーを置かせてもらう。 マレーシアのゲイ演劇事情など、初めて知る話をいろいろ聞かせてもらう。 帰宅して「月」の台本を読んでいるうちに目がさえてしまう。 いただきものの梅酒を飲んで、無理矢理寝ることにする。
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