せきねしんいちの観劇&稽古日記
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9月16日(水) 2日目。 小屋入りしてすぐ、有志(若手キャスト)のしきりでラジオ体操。 何年ぶりだろうと思いながら、一緒にやってみる。 かんたんにできたはずの動きが、え?というくらい大変なことになっている。 びっくり。 毎日、これをやってるだけで、結構な体調キープになるかもしれない。 まんべんなくあちこち伸ばされ、ウォームアップをした気分。 マチネ、ソワレの二回公演。 マチネにマミィともっちゃんが来てくれる。もっちゃんに「おっかさん!」何度もと言われる。しかも、笑いながら。そんなに笑うかと思いながら、たしかにそのとおりと、納得。 ソワレ。 舞台はライブだと実感することいろいろ。 終演後、目劇者のオジーさん、東屋さん、それにフライングステージの水月アキラが来てくれる。 かつらを取って、メークを落とそうとしていたら、先に帰り支度を終えた共演の五弓さんに、「あ、メーク足したでしょ?」と言われる。 たしかに、今日の本番は、ゲネの頃よりは濃いめのメークだけど、五弓さんは「芝居を終えて、試しにまた足してみた」んじゃないかと思ったんだそう。 「そんなことしません!」と言いながらも、下げ髪のかつらをかけているときよりも、かつらをとったままの素頭の方が、メークが引き立って見えるのはたしか。 五弓さんも実生ちゃんもそう思うと言っていた。 下げ髪のかつらの力は、地味顔にしてしまう力はすごいんだなあと実感。 早めに帰宅したので、このところすれ違っている猫たちと顔を合わす。 最初に来た黒いのがなかなか帰らずにベランダにいるなあと思ったら、しましまがやってきて、なにやら挨拶をしているよう。 黒いのが帰って行き、今度はしましまがやってきた。 今日は缶詰を切らしてしまったので、カリカリのみ。 それが気に入らないのか、しばらく食べようとしないでじっと座っている。 写真はその様子。 見えにくいのだけれど、べろがちょっとはみ出てる。 20分ほどそのままでいた後、あきらめてかりかりを食べて、帰っていった。 夜中、歌舞伎のビデオが見たくなって野田秀樹の「野田版、研辰の討たれ」を見る。 着物をしっかり着ていても、そんなの関係ない動きが新鮮。 そうだよ、着られてるうちはダメなんだよと気がつき、明日の目標を見つけたような気持ちになる。
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