せきねしんいちの観劇&稽古日記
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9月11日(金) 「根岸の一夜」稽古。 今日からかつらが来るということで、羽二重を用意して、いつもより早めに稽古場入り。 僕が演じる加賀川さんの頭は、戯曲の指定では「櫛巻き」なのだけれど、今回は、下げ髪。 出家するために髪を切る場面もあるので、その仕掛けも。 実は羽二重を自分でつけるのははじめてで、汗をかいてしまう。 まあ、こんなもんでしょと思い切って、なんとかおさまる。 かつらをかけて、仕掛けの部分を幇間役で共演している初月さんにセットしてもらう。 とてもありがたい。 稽古は今日も通し稽古。 衣装はなしで、かつらをかけて。 後ろに下げ髪の重さがかかるので、立ったり座ったりするときの重心が変わった。 ラクに立てたはずが思わぬ苦労をしたり、あちこちで確認をしながら。 二度目の通しはラスト近くでタイムオーバー。最後の断髪のシーンにはたどりつけずに終了。 次の稽古は日曜日、メークもありにさせてもらおうと思う。 演出の川和先生に「眉はつぶした方がいいですね」と言われる。 たしかにそのとおり。つぶしてどう描くかか、いろいろやってみようと思いますと伝えたところ、「描かなくてもいいかもしれません」と言われる。 おお、眉なしか・・・。どうなることやら、日曜日にいろいろ試してみようと思う。
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