せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2009年09月03日(木) |
ありんす言葉と身体の向き |
通し稽古を頭から 気合いを入れて、セリフを入れたつもりが、あちこちで出てこず、プロンプをつけてもらう。 花魁上がりの「ありんす言葉」が、ちゃんと相手に届いているかどうか、心許ない。 差し向かいの場面での体の開き方、客席に向かってななめに座るというのが、なかなか落ち着かない。 歌舞伎では当たり前のことなのだけれど、僕はやっぱり話している相手の方を向きたくなってしまうのだ。 そのあたりのおりあいをどうしようかと考えていると、それだけで集中できなくなってしまい、セリフも出てこない。よくない堂々巡りだ(笑)。
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