せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2009年03月25日(水) 富士見丘小学校卒業式

 富士見丘小学校の卒業式にうかがう。
 演劇授業関係では、篠原さん、山本健翔さんと僕が出席。
 今年もまた、卒業証書をもらう前に、舞台の上から、一言挨拶する卒業生達。
 将来の夢を語る彼らの言葉のものおじしない、力強さがたのもしい。
 「俳優になりたい」「声優になりたい」といってくれた彼らの言葉がとてもうれしい。
 来賓の紹介の時間、それまで正面を向いていた卒業生が、上手側の来賓席に座ったまま向き直る。
 他の来賓のみなさんに比べ、僕たちの一言を聞いてくれているとき、彼らの表情がやわらかくなったように見えるのがうれしい。ただの来賓じゃない、僕たちは同じ苦労をした「仲間」だなあと思える瞬間。
 降り出した雨のせいで、毎年恒例の校庭でのアーチは今年はなし。
 そのかわり、校舎の一階の廊下に5年生がつくった花のアーチをくぐって、6年生達が旅立っていくことに。
 いつもわいわいおしゃべりや記念撮影をする時間がないのは、ちょっとさびしいのだけれど、今年もわいわい手を振り、さよならをする。
 卒業式ではとても大きく見えていた彼らが、とってもちっちゃい子どもなんだということに気づいて、びっくりする。舞台俳優を間近に見たときのような驚きと似ている。
 卒業公演の記録DVDをいただいて帰る。楽しみに見せてもらおうと思う。
 卒業おめでとう。楽しい時間をどうもありがとう!


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