せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2006年02月27日(月) 同じ涙

 仕事の帰り、花屋に寄って買い物。玄関用の桃とフリージア、それにブルーがあざやかなアイリス。昨日の夜中にたまたま見た山口智子がゴッホの足跡をたどる番組で、ゴッホのアイリスを久しぶりに見たせいで、急にこのブルーを手元におきたくなった。
 居間用に白と黄緑のスプレー菊。それに百合と雪柳と紫のスターチスとピンクのカーネーション。
 「ミッシング・ハーフ」の台本のとっても大きなアイデアを思いつく。わくわく明日のDM発送作業の準備をする。毎回の芝居のご案内の文章は、書いているうちに、あ、今、こんなことをやろうとしているんだなあということを確認させてくれる。何が伝えたいのかということを、少ないスペースでまとめるせいかもしれない。
 今回、絶対王様の公演のフライヤーとご案内を、出演する僕とトシくん、小林くんのお客様にはお送りすることになった。その文面を考えて、絶対王様の制作の佐久間さんに送る。僕たち3人の手書きの署名を版下に入れたい。明日の作業に来れないトシくんには、メールでお願いして、署名をFAXで送ってもらう。彼は今夜も泊まり込みで仕事だそう。届いた署名を切り貼りして印刷しようと思う。
 録画したトリノオリンピックの総集編を見る。じつはあまりちゃんと見れなかった今回のオリンピック。荒川静香の金メダルは、本番当日だったしね。テレビを見ながらほろほろと泣けてきて、この涙が、このあいだの富士見丘小の子供たちの舞台を見ていたときと同じ涙だと気がついた。なんだかいろんなことがわかったような気がした。


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