あたしの日記
Век живи, век учись.

毎日が闘い。生きてる限り、勉強。
そんなロシアのことわざ。

イクにイケない、あたしにぴったり(笑)

こんなことをしてみました。

2001年12月23日(日) わたしはときどき

やるせない気分になるときがある

今日は特にそうだ
母の昔の恋人が末期ガンで危篤になったとの報があった

お互いにすでに孫のいる年代で昔の恋人と言ってもいまどきの恋人のようではなくただほんのりと想い合ってただけだったらしいがお互いに違う配偶者を得て田舎から出てきてこの広い東京で再会した

お茶のみ友達として、最初は会っていたのがだんだんと共鳴しあってうまく言えないがわたしたち娘も一緒に会って食事などするようになった

彼の家がわたしと同じ沿線なのもあって母がいなくても遊びにきうてくれてわたしの主人と一緒にゴルフの練習などにも出かけるようになった
それはそれはいい人だったので安心してお付き合いすることができた

その人が末期ガンであと3ヶ月という突然の告知、まさかと思っていたわたしたちにもついにその連絡が彼の娘からきた

母と彼との関係は本当に友人としてお互いに尊重しあっていたのだと思う
わたしからは想像もできない関係であったようだ
昔想いを寄せていた相手にはなんでも相談できるようになるのだろうか

現在わかってきたことが
母がお金に困って彼の名義で借金をしていた

武富士
アコム
プロミス
3社で220万円もの金額だった

母がお金にだらしない性格だったのは知っていた
なにしろ5年前に弁護士を使って自己破産させていた

しかし名義が違うというのでその借金についでは母が黙っていたので知らなかったのだ
自己破産させた金額だけでも700マ万円近くあったのだ

もちろんその前にもそういうトラブルがあって
最初知識もなにもなかった私は母の借金のおかげでいろんな会社を訪れて脅したりすかしたりしながらなんとか払ってきた
今まで母のために使ってきたお金はもうすでに天文学的な数字になっている

もちろんOLの給料でそんなことできるはずもなくわたしは株の勉強をし、少なからず儲けたお金をすべて母のために使ってきたのだ

今ではわたしはおしゃれもせず
41になるけれども化粧はほとんどしなくて今だに31歳でも通る
ほとんどがユニクロで済ませられる
趣味も持てず集めるものもない
食事にもほとんど興味はない 白米は食べなくても大丈夫だしパンの耳で生きてもいける

現在からだの調子はすこぶるよく、健康診断の結果もものすごくいいのだ
粗食は体にいいのだろう


そんな生活の中で自己破産させたこの何年かは安心して生活してきた
なのにこの事件は寝耳に水

また新たな借金が出てきたとは

尊属殺人って本当に悩んでそのとに生きる道がなくて起きる事件だと思う
わたしの母を殺したほうがいいのだと思ったことが少なからず今まで生きてきた時代で何回もそう思った
わたしには妹も弟もいてそれぞれ家庭を営んでいる

わたしには子供がいないのでわたしが犠牲になればと思ったこともある


それだけわたしたち母の子供は悩んできたのだ


しかし現実にはそうもいかなくて何回も母にだまされてきた


現在の母はある仕事で生きがいを見つけて本当にがんばっている
最後に母を信じたいと思う

こんなわたしはバカなんだろう

どんなに迷惑がかかっても母は母であり
弟や妹の子供にしてみればいいおばあちゃんなのだ

なにをどう書いていいのかわからないけれども
そういう借金を許せる今の日本の社会はおかしいと思う
母のように普通の生活ができない人間はもちろん責めるべきだけれども
そのような借金ができるこの社会はどうかとも思う

弁護士に相談ももちろんできるだろう
でも
末期ガンで死にそうな彼を考えると一刻も早く解決をしなければならない
彼の家族もそれを望んでいる

でもなぜそれをわたしが負担しなければならない

お金って生きてく上で必要なものだ
当たり前だ

母もいま現在なにも贅沢などしていない
母の性格が弱いのももちろん知っている


なぜ弱いにんげんはそうなっていくのだろう
この日本なにか間違っていませんか


母のせいでなにもできないわたしがいる



わたしはどうやって生きていけばいいのだろう





死んでしまったほうがいいのですか
わたしは普通にいきているのに




遺族にしてみればきれいにして死なせてあげたいだろう

それはそうしたいよ
だけどどうやって右から左に220万円ものお金を動かせばいいの




生きていていいですか
母が自殺でもすればいいのですか

そんなオンナが母だというだけで
わたしは一生犠牲になるのですか






金貸しの会社の人も考えて欲しいと思う
商売だからっていうのももちろんわかります

でも
あなたは金貸しで結果こういう人生をわたしに押し付けるのですよ


うちの母は精神病だ
絶対におかしい
だけどだれもそれを認めてくれない


わたしは一生母の借金にまみれて生きていかなければならないのかな

わたしこそ死んでしまいたい


いいことなどなにひとつなかった
今考えると



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