唯一参加しているオンラインの句会だけれども時々もやっとする句に出会うことがある。 露草を瓶にさすとか卓上に飾るという句を数回見たことがある。 私は普段花を活けるという習慣がないからかもしれないが、 わずか3時間ほどで萎れてしまう花をわざわざ摘んでいけるだろうか? 実際にやってみた。7時に摘んだ露草は12時にはもう萎れてた。 早朝に摘んで朝食の卓に飾ったとしても昼食時にはもう萎れてしまっているのに。。。 花は咲いてる場所に留まりたいと思ってるのかな。少しでも多くの人の目に咲いてる姿を見てほしいと思ってるのかはわからないけど わずかの時間しか咲かない露草を摘んだのはちょっとかわいそうなことをしてしまったのかもと思った。 別の人の句で赤い羽根を喪服につけたという句があった。 私だったら黒い喪服に赤い羽根をつけないし、普段着ではない礼服に針でわずかだが穴を開ける事はしたくない。喪服を着てる時に募金をして赤い羽根をもらっても多分バッグにしまうだろう。 ずっと前に赤ちゃんを抱いて首に春ショールを巻くという句を見たことがあった。 赤ちゃんを抱いてる時に首にマフラーやショールは危ないと思う。 こうやって理屈で考えてしまうから、詩心が生まれないのかもしれない。
|