木曜日、やはり背中の痛みで目が覚める。
仕事に行きかけたけど、あまりの痛さに途中で断念。病院へいった。
診察室の外で待ってると中から先生の怒る声が聞こえる。
「便秘薬の薬は出してください。って言われないと出しませんから、頼まれてもいないのに勝手に薬を出すわけにはいかないんですよ。」
って言うような意味の言葉を何回も繰り返して怒ってる。
いったいどんなおばさんが怒られてるんだろう。と思ってたら出てきたのは80歳は過ぎてると思われるおばあさんで歩くのもゆっくりゆっくり。
ひどいなぁ。このおばあさんにあんなキツイ口調で話さなくてもいいのになぁ。きっと先生、今日も機嫌が悪いんだろうな。
私の診察の番がきて、背中の痛みは胃が荒れてるからで、薬をちゃんと飲んでいれば治ります。と言われた。
いや、ちゃんと飲んでいても治らないからまた来たのになぁ。
胃に負担をかけないように食事の量を減らすとか消化のいいものを食べるとかした方がいいですか?と聞いたら
先生が怒りながらぐぁーっと話しを始めた。
「食事の量っていったってあなたがどのくらい食べてるか私は知りませんから、消化がいいってどういう意味ですか。よく噛んで食べる事が大事なんです。私は寝る前6時間は何も口にしないし、ご飯の量は子供の茶碗に1杯しか食べません。」くどくどと自分の話をし始めた。
そして話の中のこのフレーズを聞いた時に私は先生の言葉が全く耳に入らなくなった。 「だいたい太ってる人っていうのは・・・」
あーこの医者、私の事 太ってる人って言った。
太ってるか痩せてるかって言ったら太ってる方だけど、人に太ってるって言われるほど、太ってはいない。
診察が終わって待合室に行ったらさっきのおばあさんが泣いてた。
医者として腕はいいかもしれないけど、人間としてどうよ。と思った。
やはり背中の痛みは消えない。
その時に思いついたのが以前お世話になってたパーソナルトレーナーのYさん。 イントラしてた時に寝違えて腕があがらくなった時にYさんが5分マッサージしてくれたおかげで腕はあがるようになった。無事にレッスンができた。
よし今日はジムに行こう。 あんなに背中が痛かったのにジムについたらちょうどボディパンプのレッスンが始まる時間で、ボディパンプのレッスンも参加。
その後に偶然にキャンセルがでてYさんにパーソナルレッスンが取れた。
心も身体もボロボロなのだけどとりあえず背中の痛みを取って欲しい。とお願いした。
身体のメンテナンスのために毎日やる2種類のエクササイズの指導をしてもらった後に一緒にストレッチをしてもらった。
これがめちゃめちゃ効いた。身体がすぅーっと軽くなり背中の痛みを80パーセントくらい取れた。 何よりもびっくりしたのは、その後にシャワーを浴びてる時に気がついたのだが、
あれ私の顔、小さくなってる。
ストレッチをしてる時のYさんの手はとても暖かで、ストレッチしながら私の話をちゃんと聞いて受け止めてくれて色々な言葉を投げかけてくれた。 暖かなのはYさんの手だけではなくて言葉も暖かかった。
自分の内側がすごくクリアですごく素直な気持ちでいっぱいになった。
ここのところ悔しいとか嫌だぁっていう冷たい涙しか出してなかったけど、暖かいもので心がいっぱいになった私の目からでた涙は暖かだった。
月曜日に仕事に行っても周りの人も環境も何も変わってない。 むしろ、今までよりもさらに厳しくなってるだろうけど、
私には私を暖かくしてくれるものがたくさんあるから大丈夫だと思った。
それは 娘と過ごす休日や家族みんなで食卓を囲む時間だったり、 Yさんの暖かい手と言葉たったり、 がぁーーと汗を流すボディパンプだったり、 ハッピーヒッピーの爽やかな香りだったり ジムであった友達と交わす何気ない会話だったり ヨガの瞑想する時間だったり
今まで普通に持ってるものがこんなにも価値があるものだと気づかせてもらうためにしんどい事もあるのだろう。 って何回も今までも感じてきたのに改めて感じた。
Yさんにお礼のメールを書こう。 そして誰からも太ってる人って言われないためにもYさんの指導のもとダイエットも頑張ろうって思った。
Yさんはやっぱすごいわ。
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