4つの季節を重ねながら

2001年12月02日(日) しょくよく〜。

しばらくまえに使って、肌がぴりぴりした蛇油石けんと、亀油石けん。昨日、おとといとひさびさに使ってみたら、ぜんぜんぴりぴりしませんでした。どーして?(苦笑)

まあいいや。それでもやっぱり肌はもちもちするので、わたしにとっては疲れてるときのレスキュー石けんになりそうです。高かったし、もったいなくて顔にしか使えてましぇん。


     *          *          *


先月の23日に、ようやっと駆け込めた自然食品店で、盛大に買物をしてきました。 BND(Buy Nothing Day* ) だっていうのに。でもでも、前日も、前々日もなにも買わなかったんだからいいんだい。(言いわけモード)

まずは掲示板のほうでお薦めいただいた穀物類。すっかりなくなってしまった五分づき米と、アマランス、キヌア、ミレット。それからちょっと黒ずんでる乾燥アプリコットと、レーズンと、白くて小さな乾燥イチジク。根野菜のじゃがいも、人参、玉葱。そして、果物多種とライム。新しいものに挑戦!のハーブティは今回、グレープリーフと、サクランボのヘタ。そして偶然見つけてしまったにがりと、切り干し大根。きわめつきが梅干し。

お味噌はもうじき日本に帰るんだから我慢って、だったら切り干し大根もにがりも我慢できそうなものを(笑)。

そして、23日以来ずぅ〜っと毎日、上の4種に中国産のもち米を混ぜたものを食べてました。いっやあ、ひっさしぶりにはまった、はまった。

ほんとはお薦めしていただいてたのは、中国産の黒いもち米のほうだったんだけど、うちにはしばらく前に買った白いほうのもち米がたっぷり残っていたので、まずはそっちから。五分づき米を半合弱、もち米を1/4合弱、3種の穀類をそれぞれ1/8 合弱。

1人暮らしなのに、1日1合も炊いて、半生タイプのふりかけや、黒ゴマや梅干しと。そして残ると次の食事のときに、お味噌汁やアサリのお吸い物のもとと一緒に煮込んで。

今日は中華食品店に行って、リンス用米酢のほか、(すっかり旬は過ぎた気のする)苦瓜、小エビ入り点心などを買ってきて、久々に雑穀ご飯以外のものを食べました(笑)。(もちろん、黒いもち米も買ってきた!)

ん〜、でもこれって万人におすすめできるものなのかどうか、わからないな〜。わたしはもともと、コシヒカリの米所のなかでも有名なところから送られてきた白米より生協の胚芽米のほうがおいしいとか言いだす人間だったので。

そのコシヒカリは父が新潟出身のお嬢さんの結婚式で仲人をしたから送っていただけたものだったので、食卓で平然とそう言いきったとき、父の顔はむっとしていました(笑)。いまだったら、もうちょっとうまくご機嫌を損ねない言いかたをするかな〜?

とにかく、もう今日はお料理する気力( or 体力)はもう残ってないよ〜っていうときは、これと黒ゴマと、ちゃんとしたふりかけだけで済ませてしまっても、ぜんぜん問題ないんじゃないかっていうくらい、いろんな栄養が身体に入ってきていると感じられる味がするのです。

しかも、黒ゴマ。これをご飯にたっぷりかけるだけで、こんなにおいしくなるなんて。すごい発見! いくらおいしくても、雑穀だけだとすぐに飽きてしまいそうなんだけれど、胡麻の味のおかげでどんどん口に入ってしまう(苦笑)。いや〜、KIYOMI さん、ありがとう。黒ゴマはもうじきなくなってしまいそうなので、これもちゃんと中華食材店で買い足してきました〜。

反対にね、梅干しのほうはいまいちでしたよ。ダメダメではない、けれど


   「このお値段でこのお味は...ん〜〜〜(--;)」


って感じ。まあ、日本食一般、日本の物価の3倍なので、こんなものかなとも思うのだけれど。さすがに自然食料品店で買ったので、へんな化学調味料系の味はしませんでした。でも、ぜんぜん塩分控えめじゃあないんだな。あとね、梅の実自体の質がいまいち。

でも、しっかり ECOCERT の有機栽培認定を受けているようなので、無農薬で育てた梅って、こんなふうになっちゃうのかしらん?

   商品名は Umebosis。

e の上には´のアクセント記号(「え」と発音させるため)つきで、最後には複数の s つき。でもでも、母音に挟まれた s は z の発音になるし、フランス語は最後の母音にアクセントが来るので、「ウメボジー」になってしまっている(笑)。いいけど。

だから、ほんとは MASACO も「マザコ」なんだよね。商品名はフランス語になっているわけだし。パリで日本人の男性が経営しているヘアサロンの店名はちゃんと Massato だし。(ご本人にカットしてもらうと、カットだけで2〜3万円もいっちゃう売れっ子のおじさまなので、わたしは別の人に頼んでいる (^^;) オリジナル商品で椿油の真っ白なシャンプーを売っているサロン!)

おまけにこの梅干し、ごはんですよ〜くらいの大きさの瓶に入っているというのに、どうして蓋はプラスティックなんだろう?(笑) 開けるたびに指が痛くなっちゃうよ。とまあ、疑問はいっぱいなんだけれど、それでも日本食品店よりは近いから、今後も買ってしまいそうな気はする(苦笑)。日本からの輸入物で、150g で、59 Frs くらいだったかな? ほぼ千円。

豆乳はどこのスーパーでも有機ものを売っているので、今度にがりを使ってお豆腐を作ってみたいんだけど、作りかたがわからない。またまたインターネットリサーチをしてみなくっちゃ。

ではでは、これにて、また後日。
食べ物の話になると、いきなり元気にカジュアルになる、かなでした。
(前田さんの本が好きなのだって、結局食べものの話しがたくさん出てくるからだったりするしね。きゃはっ(笑))

あっ、そうそう。黒ずんだ乾燥アプリコットは色のきれいなものよりずっと酸味が少なくて、甘くって、べつの果物のようでしたよん。


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Buy Nothing Day とは、読んで字のごとく「ものを買わない日」 8年前にアメリカとカナダで始まった運動で、例年、アメリカ人がもっともショッピングに精を出す日である感謝祭(11月の第三木曜日)の翌日。いまは世界 30 カ国で話題になっているそうです。リンク先にある Uncommercial 日本語版もあるし、体感ではけっこう軽かったので常時接続のかたはぜひ1度見てみてください。

あのペット君の体形は、アメリカの国の形にはぴったりだったけど、細長い日本列島にはいまいちな気もするけれど(苦笑)。



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