4つの季節を重ねながら

2001年11月11日(日) 石けん洗濯レポート (part 1)

さてさて、はじめての石けん洗濯 with 硬水の検証レポートです。

洗い上がったシーツで寝てみました。シーツというより本来はマットの上にかける汚れ防止シートとシーツの間に敷く薄いタオル地です。肌触りがいいので、わたしはシーツ代わりに使っています。


前提条件。。。

石けんカスの量が少しでも減るようにいつもより高温の 60℃で洗いました。
普段、複合石けんで洗うときは 40℃なので、以下で石けんで洗濯した場合と比較する基準にしていますが、条件は違っています。複合石けんの成分は


  5%以下の Phosphonates。いきなりの ????
  Phosphore が燐なので、たぶんそれっぽいものなのでしょう
  (いままでこの単語を知らなかったから気にしてなかったけど、
    りんって環境や身体に悪いんじゃなかったっけ?)


  5〜15%の tensio-actif anionique と non-ionique
  界面活性剤の陰イオン系のものと、非イオン系のもの

  15〜30%の savon 石けん

  同様に enzymes 酵素


ぜんぜん100%にならないけれど、残りは水かな?

石けんのほうは以前書きましたが、オリーブ油4、ココナツ油1、パーム油1の配合で、鹸化率 90%のものを使いました。

そして、洗い終ったらすぐに干しました。そうしないと匂いがつくことが多いそうです。いままでは洗濯時間が長く、温水のため、電気代がかかるので、いつも洗濯は電気代が安くなる 23時以降にして、朝干していました。洗濯機のあるバスルームが非常階段の横なので、お隣さんの迷惑になることはないからです。

引っ越してきたばかりのころ、上下階から苦情が来るまで続けよう(苦笑)と思ったのですが、結局来なかった。部屋にいるときは、上下階が静かだと思っていても、バスルームに入ると水音と歌声が聞こえたりする(笑)ので、たぶん、わたしの洗濯の音もそれほど迷惑にはなっていないのでしょう。


肌触りは。。。

石けん洗濯での洗い上がりは、複合石けんを適(当な)量入れて洗ったときとあまり変わらない柔らかさ。Tシャツ類は複合石けんよりちょっと固いかな。複合石けんは入れ過ぎるとすぐに洗濯物が固くなるので、いつもごく少量を使っていました。

シーツもTシャツも、粉っぽいとか白くなるとか、石けんの溶け残りがあったようにも、石けんカスがついているようにも見えませんでした。

この点は、とりあえず初めてにしては合格かなっ?(基本的に自分に甘い)


香りは。。。

ただ、残念だったのは、香りが全く残らなかったこと。香りなしの手作り石けんの香りがしました。つまりほのかな油の香り(苦笑)。不快な香りではないし、鼻を押しつけてかなりしつこく嗅がないかぎり匂わないんですけどね。それでも Lavender & Rosemary の爽やかな香りの洗い上がりを期待して Lavender Shampoo 大量に 使ったので、ちょっとしょんぼり。(;_;)

いつも部分洗いに使うときは香りが残るんですよ。だから考えられる理由は2つ。


 *石けんの量が少なかった。
(部分洗いのときは石けんをこすりつけて洗って、軽くすすいだだけで洗濯機に入れていました。)

 *温度が高すぎて香りが揮発した。


エッセンシャル・オイルが高温では揮発しやすいことを考えると、理由はこれかも。


香りを残すには。。。

ということで、香りが残ることを期待するとき、考えられる方法は2つ。


 *洗濯の終りに香りをつけた酸性のすすぎをすること。
 でも、これって染めてある布は傷まないのかしら? ちょっと心配。

 *温度設定を 40℃にすること。
 これを実行するには温度を上げる以外で石けんカスを減らす方法を見つけなきゃ。


よりよい洗い上がりを求めて。。。

それから洗い上がりの件、はじめての石けん洗濯としては合格だけれど、タオルがふわふわ〜っていうのとはちょっと違う(笑)。これならOK出してもいいよっていう妥協できる線でしかありません。

そこで、もうちょっと調べてみると...


(後日へ続く...)



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