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谷口 令のハッピーダイアリー  
オアフにて:夢・2 2001年08月25日(土)

大海原


今日は、ヨットに乗ってイルカ・ウオッチングです。
初めて、乗ったのですが、風を受けて最高の気持ちよさです。

「もし、この船が転覆したら。。。」
などと考えていたら、あのことを思い出しました。

今から7、8年前のことでしょうか。。。
テレビのニュースで見たことです。
大阪に住んでいる、ご夫婦です。

確かハワイを目指しての航海に出たのです。
ところが運悪く、冬の悪天候で転覆し、
漂流を続けたのです。
来る日も、来る日も救助の船は来ません。
彼は大阪に残してきた、妻と子供のことばかり考えます。

残された家族の方たちも、何の情報もなく、日にちだけが
過ぎていく。。。
奥様は、「絶対に無事に帰ってくる!」
と信じて待っていたそうです。

そして、ある日のこと、奥様の夢の中に
行方不明のご主人が現れて、ニコニコしながらこういったそうです。
『○月○日に帰るから』と。

その日がどんどん近づいてきます。
ご主人に関しての情報は途絶えたまま。。。

そして、とうとう、帰るといったその日、
奥様は朝から、緊張して待っていると。。。。
何と、どこかの国の船に救助されたという
電報が届いたというのです。
なんて不思議な夢。
その当時、ワイドショウに何度も何度も登場したそのご夫婦は、
淡々とその話をしていたことを覚えています。

それから何年かしたとき、親しい友人の平島治氏が
どうしても書きたいことがあって1冊の本を書いたといって
贈ってくれた本があります。
リヨン社から出ている「ザ・サバイバル」という本です

ぱらぱらと開いてみてビックリしました。

あのご夫婦のことだったのです!

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