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谷口 令のハッピーダイアリー  
マウイにて:ヒロコさん 2001年08月10日(金)

モロキニ島


マウイに来たからには、船に乗って、モロキニ島シュノーケリングの計画を立てました。

予約を受けた日本の女性の明るい声と、親切な対応に、
会って話を聞いてみたいと思いました。

そう、私の直感が「会いなさい!」と言っているのです。
すぐに電話を入れると、快く会いに来てくれました。

ハワイで仕事ができたら。。。
きっと、そう思っている人々がたくさんいることでしょう、
かおるさんや、私だって、そう思うのですもの。

ヒロコさんは、思ったとおりの素敵な女性。
マウイに暮らすようになった、きっかけがまた、面白い。

今から12年前、ご主人が「仕事をやめる」ということで、
それならと、ハワイに20日間くらい遊びにきたそうです。

そのうち1日だけマウイにきて、偶然、タクシーから鯨を見たのです。
こんなに近くまで鯨がきたことは、ほとんどなかったそうです。
そのときの青空の中に舞い上がる、鯨のしっぽを
今も忘れないと言います。

マウイが気に入った2人は、その旅行中に、たまたま見た
新聞の求人欄あった仕事に電話をしてみたら、
なんと、採用ということになってしまったのです。

もう、あっという間の出来事だったそうです。
なんと早いスピード
ご主人のお仕事とは、日本料理の板前さん。
その当時は、すぐにビザもおり、すべてがとんとん拍子。

ところが、英語が苦手のヒロコさんは最初は怖くて
外にも出られないありさまだったとか。
そんな時、仲良くなった日系の友人が、
いつもいつも助けてくれたので、
マウイの生活を楽しめるようになったのです。

そのころ、何度トライしても永住権が当たらないので、
日本に帰ることも考えていた。。。。
そんなとき、たまたま、スーパーであった日本人が、永住権をとるための弁護士や、今の「プリンスクヒオ」の仕事までも、紹介してくれた。

ヒロコさんたちはその弁護士のおかげで、
すぐに永住権を手に入れたのです。

「そういえば。。」とヒロコさん。
「いつも、困ったときは誰かが助けてくれた」

ご主人は日本ではエンジニアでしたが、
今は、マウイのレストランでヘッドシェフにまでなったそうです。

何かに、導かれるようにして、マウイに来てしまったといいます。
「ここまでは、なんとなく偶然が運んでくれたよう。」
とヒロコさん。

偶然のようで偶然ではないヒロコさんの人生。

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