■ゲンジツ日記■(試行錯誤中)
静花



 「千畳敷カール」(中央アルプス)&「天竜舟下り」、初観光感想。

(※今日の日記は観光感想です(´ω`)。)

今日は連れと一緒に、久々に長野まで遠出してきました。
目的地は「駒ケ岳の”千畳敷カール”」
中央アルプスです。

"るるぶ"で夏の写真を見て、
「是非行ってみたい!」と思った場所でした。
…といっても、行きたかったのは
「夏」の中央アルプス
なんだけども…。
(それはもう、まさに"アルプスの少女ハイジ"の風景の
ような高山植物のお花畑に覆われた、
緑の切り立つ山脈に囲まれた美しさ!…あくまで夏の話だけど。)

今はもう秋ど真ん中で、完全にその景色のシーズンを
過ぎちゃってるのだけど、
”一回行ってみよう”と(連れが)言うので行って来ました。

朝早く出かけて高速で3時間経たないくらいで行けて、
意外に近かったのが印象。

麓の駐車場(そこからはバスとロープウェイを
乗り継いで、上まで上がらないといけない)の
紅葉がとても綺麗でした^^
長野はやはりこっち(愛知)より寒かったです。
(以前行ったことがあるので予想はできて
たけども…。)

朝9時半くらいに着いたので、
お客さんは少なく、上りのロープウェイの中は
私たちと、2組の老夫婦のみ。

…ところが。

そのお二組の老夫婦とガイドさんの服装を見て、
私たちは自分達の"予測"の甘さに衝撃を受けることに…。

「こっちよりは寒いだろけど、
まさかコートなんて着ていけないよねぇ?(笑)」

(私の地元の気温では、今からコートなんて信じられないのです。)

・・・なんちゃって笑って言ってて、
”単なる秋の格好に”少し防寒”を
重視したような”軽装”
で行った私たち。

ところが、老夫婦二組は手袋とコートを着用。
それに加え、マフラーとストールを巻いてる奥さんも…。
ガイドさん(あまり愛想が良くない感じだったが(苦笑)…)に
いたっては”冬の北海道”並みの、重装備。


「えええええぇ!Σ(・∀・ノ)ノコート着てるョ…」

と想定外の事態にヒソヒソ耳打ちしあってる私たちに、
「上は何度くらいですか?」と聞いたオバチャンに対しサラッと答えた
ガイドさんの言葉が無常にも、私たちへ降り注ぐ…


「マイナス2度くらいですね。」


・・・・。


”マイナス2度くらいですね。”


・・・・・。


・・エ?

・・・マイナス?
・・とどのつまり、氷点下ってコト?^^

・・・・・・。


えええええぇ!
聞いてないよーーーー(古い)!!( ̄□||||!!


1秒で高度7mの高さを移動する
ロープウェイ。

上の方へ行くと、段々と緑がなくなり、霜がかかった一面の枯れ木。
…そして、雪がちらつき始めました・・・。

「ウワーイ、一足早い「初雪」だぁヽ(=´▽`=)ノ」
(※ちなみに、うちの地方では冬でも滅多に雪など降らない。)


…なんて、



喜ぶワケナイ。



…神様…、
”コートなんて着ていけないよねー”
なんて言ってた私が"大バカもの"でした。。_| ̄|○!l|


痛恨の後悔。。。
(コレを”後悔先に立たず”という…。)

到着すると、(もちろん)雪が積もってました。

一面の銀景色。。。

でも、綺麗だけど、寒い!><

残念ながら、中央アルプスのてっぺんには
厚い雲がかかり、頂上は見えませんでした。。
…ちなみに、ふもとは完全に晴れて青空だったんだけど…。
(食堂のおばちゃんに聞いてみたところ、
季節の変わり目は雲が多くて、視界が良くないらしい。)

ガクガクブルブル固まりながら、
遊歩道を少し散歩。


連れはデジカメで&私は携帯のデジカメで写真を一通り撮って、
即、寒さに耐え切れず建物内に帰還。

靴も雪対策用の靴ではなく、スニーカーで
来ちゃったから、凍結した遊歩道を歩くのが怖かったです。

食堂の机に置いてある、四季のここの写真を見て、
やっぱり「次に来る時は夏にしよう。」
と思いました。
(夏は雲も少ないらしいし。
…でも学生が夏休みだし、人多そう…。)

いつの間にか、帰りは客も増えてて
(爺ちゃん婆ちゃんばかりだけど…)、
下りのロープウェイは満員御礼でした。

またロープウェイとバスを乗り継いで下り、
車に戻ったのが12時手前くらい

まだ時間があるので、
帰り道ついでに急遽、飯田に寄り、
「天竜舟下り」をすることに決定。

るるぶに【要予約】とあったので、
当日予約できるかを携帯で問い合わせ、「可能」と
いうことなので、今度は飯田に向けて出発。

1時間ほどで舟下りの出発地点の建物に到着し、
予約した時間まで、しばらく車で仮眠をとって、
2時の便に参加しました。

またしても私たち意外の客は、爺ちゃん婆ちゃんばっか。
(しかも今度は団体客やツアーがほとんど。)


…それはつまり、

私の好みが爺ちゃん婆ちゃん並みに
「渋い」というコトなのでしょうか…?。。
(ちょっとショック)


全部で5隻
で出発するとのことで、
平日だしこんな季節だから、
客もほとんどいないだろう、と思ってた私たちに、
またしても予想外の展開でした。

私たちは4隻目の舟に乗ることになり、
救命胴衣を着用して、舟に早速乗ろうとしたら、
船頭のお爺ちゃんに、

「若い人は1番最後に乗ってね。」
…とストップをかけられました。

(シルバー優先らしい(笑))
という連れが冗談で耳打ちしましたが、

どうやら、船頭さんが「先頭の方がスリルあるから」と、
私たちを最前列に配慮してくれたのでした。



なるほど、お年寄りには刺激が強すぎて、
ポックリ逝かれると不味いからですね。(違)


…でも、ただでさえ風邪気味の状態だったのに、
さっきの駒ケ岳の温度差で、
すっかり風邪をこじらせて悪寒と微熱で
しんどかった私
には、水と風がかかりやすい最前列は
正直ちょっとだけ、キツかったですが・・・。
(まぁ35分の短い舟旅?だったので我慢できましたが。)

舟に乗るなんて久しぶり。

最初は緩やかな川の流れ。
川岸には野鳥(カルガモ、サギ等)、
青空にはトンビが優雅に飛んでました。


途中、流れが急で波が立つところでは、
水避けのビニールシートを前面・側面にたて、
水しぶきを避ける
…という感じでした。

幸い私たちが行った時は、川の水量が少ない日
だったらしく、波が舟にぶつかっても、
ビニールシートを立てることでほとんど濡れませんでした。


(船頭さんが言うには、水量が多い時は
最前列は頭がビショビショになるらしい…。

オイ…。もしかして私たちは”生贄(いけにえ)”
だったのですか?(違))

途中、とても大きな黄金のイチョウの木が見え、
「まるで”秋の桜”みたいだなぁ」と思いました。
(船頭さんが言うには、2,3日であのイチョウの葉も
全部散っちゃうとか。)

…それにしても、船頭さんはもうかなり高齢そうなのに
”ギーコギーコ”と25人も乗せた大きな木舟を慣れた手つきで漕ぐ姿を見て、
「タフだなぁ…。」と感心しました。


終点地点についたら、あとは車で帰るだけ。
帰りは下道(したみち)で帰りました。

途中の山並みの紅葉がすごく綺麗で、
(まるでキャンパスに色をのせたよう)でした。

途中のそば屋さんで「信州そば」を(連れだけ)食べに行ったけど、
(私は風邪の症状がしんどいことと、
お腹がすいてなかったので、車で待機してました。)
すごくおいしかったらしいです。
(なんでも偶然にも、有名なお店だったらしい…)

食べれなくて残念。

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ザッと今日の感想を(またもや長文で)書いたけど、
行って良かったです。楽しかった。

やっぱり「自然はいいなぁ」って思いました。

自然に接し、観光してる間は、
将来への不安や葛藤、悲観や鬱なこと
考えずにすみました。

…でも、

「(どうせ死ぬなら)
 今のうちに綺麗な自然を、この目、心に見納めて
 おこう…。」


なんて途中でシミジミ思ったりして…、

やっぱり私はまだ当分、
苦しみや不安や鬱や自殺念慮から
逃れられそうにないみたいです(苦笑)。


今日撮った写真は、
整理してからホームページの「写真館」に
載せる予定です^-^


…あ、そういえば今日は光回線の工事を
NTTの業者さんがやってくれました。

やっとストレスを感じない回線速度でネットが
繋げられるようになったよぅ…( つд`)(涙)。

(長かった…。)

私が申し込んだのだけど、急遽外出することになったので、
父に任せたのですが、外から家の中に光回線を
ひくのがかなり大変だったらしく、
3時間も工事時間がかかったそうです。
(NTTの工事担当者さんお疲れさま…m(_ _)m)

by パブロン様に風邪のしんどさを抑えてもらいながらも、
   やはり今日も長文な、静花でした。



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2005年11月09日(水)
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