■ゲンジツ日記■(試行錯誤中)
静花



 「ひきこもり」という言葉について(超長文)

ブルーです。
ちょい”感情”が辛いです。

でも不思議。
ブルーとか鬱い時とか、悲しい時とか
胸が痛い時とかって
不安とか怖さの辛さの症状は感じなくなるんだよね。。
…大きな「感情の痛さ」の方に意識が向いてるからかな?
(わかんない・・・)

だったら、ずっとブルーだったり悲しい状態を
維持すれば、不安とか怖さの感覚を感じないで
いられるんじゃないか…とか、我ながら考えたりして。

私の場合、
傷つきまくっててずーっと孤独な状態の方が
返っていいんじゃないかとか…。
(だったらとりあえず動くことはできるし…。
でも別の意味で生きるの辛いけど・・。)

…本当のところどうなってるんだろう??
(そりゃ本当はどっちもなくて
幸せに、元気にいられる方がいいにこした
ことはないけど、
・・きっと、そんなの私には無理だと諦めてるし。)

正直、自分でもわかりません。
(自分でいくら頭こねくり回しても
答えなんてわかんないこともわかってるし)

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・・ところで、

「ひきこもり」という言葉が昨今では
社会でかなり知れ渡り、乱用されるようになってるけど、
なんか「それはちょっと違うんじゃない?」と
感じることも多い。

昔は「ひきこもり」というと
メンタル的な病気や症状はないけど、
すごく自己評価が低かったり、虐めの被害にあったり
何らかのきっかけがあって、社会に適応
(学校とか会社に通うことができず)家にいる…
そういうケースだけに使われてたけど、

なんだか最近は、メンタル面の病気で症状が辛くて
働きたくても働けないから”ひきこもらざる得ない”
ケースの人間にも「引きこもり」という言葉が
簡単に使われてる気がする。

例えば、テレビで最近良くやってる(らしい)
「引きこもりの青年」特集。
(マスコミの特集は好奇心と偏見で作られてるので
私は余り見ないようにしてる。不快だから。)

「不安神経症」を抱えた20歳くらいの男の子が
「”ひきこもりの人”」として出たらしいけど…
私からいわせれば、「その人は神経症(病気)」であって
「ひきこもり(だけ)」の人とはまた事情が違うのに
その人を「ひきこもり」の代表として扱うな!と強く
(その番組の企画に)憤りを感じた。

私は「ひきこもり+鬱状態のとき(だけ)」の時と
「不安神経症+ひきこもり+鬱状態」の今のケースと二度
いわゆる”ひきこもり”を経験してるけど、
前者の時と、後者の時は全然状態も感覚も違う。

前者の時の場合は、ただ、人生に対して悲観的で鬱で
「社会に出るのが怖い」「社会に出たくない」だった。
(ここで”ただ”という軽々しい言葉を
使うのも御幣があるかもしれないけど・・)
でも、まだ”気持ち”次第でなんとかなる範囲でもあった。
また自分自身、典型的な「ひきこもり」だと自覚していた。
もちろん、そういう状態も辛い。
第三者の助けが必要なことは言うまでもない。

…でも、今はちょっと状況が違う。
・・・本当に「できない」のだ。
【したくても、できない。】
頭ではわかってるのに、感覚(神経)がついてかない。
なんでかわからないけど、辛くて、
普通の日常さえ不安と恐怖で薬がないとしんどくて、
”気持ち”よりも、意識より先の”感覚”や”神経”が
おかしくなっちゃってる感じ。
そいで頭が「どうして?なんで?」って
一生懸命なんとかしようとしてる感じ・・・。
初めて体験した感覚で、その恐ろしさ・深刻さを知った気がした。

とにかく「引きこもり」と一言で言っても
本当に色んな人が、色んな事情を抱えた人が
いるということ…。
(対人的には別に普通に接せられる人が
うつ病のため休養する場合だってあるし。)

でも、できれば昔の意味だけの「引きこもり」と
「病気のせいで引きこもらざる得ない人」とは
分けたほうがいいと思う・・・。

「対人恐怖」といっても
色んな種類で、軽いのから重いのまであるけど、
私は幸い家から出られるし、人とも(表面的には)普通に話せるし
電車も広場も大丈夫だけど、
”家から一歩出ても辛い”という人もいて…
そういう人は本当に本当に…辛いと思う。
そういう人は「病気」だと思う。(悪い意味で言ってるんじゃなくて)

本当に、「できない」んだよね・・・
どう頑張っても、”感覚”はどうしようもない。
自分ではコントロールできない領域がある…。

複雑骨折してる人間に、歩けって言われるようなもの。
でも「痛くて」、歩けないのだ。
(勇気とか意思で「痛くない」とか思い込もうと
努力したって無理でしょ。)

…嗚呼、なんだか言いたいことが
まとめられなくなってきた(汗)

とにかく、世間の一般の人は
余りにメンタルの病気や問題に無知すぎると思う。

特にテレビ局とかマスコミとかどっかの評論家が、
したり顔で全く偏見バリバリな外れた意見や一般論?を
言ってるの聞いてると
「お前、ちゃんと勉強してからものを言え」
「ちゃんと現実に苦しんでる人の声を聞いて
接して、立場になって経験してからモノをいえ!」
といいたくなる。

・・・やっぱりなんだか言いたいことが
わからなくなってきてしまいました。
(簡潔に文章まとめるのが苦手なのよー(泣))

言いたかったことは

(他に精神的な病気を抱えてなくて引きこもってる人)
 は「引きこもり」だけど、

(精神的な病気のせいで引きこもってる人)
 は「○○が原因で(生活的に)引きこもってる」ということで

別物なんだよーと強く言いたかったわけです。
(最近、なんだかそれがゴッチャにされてるから…)

もちろん、併合されてるケースもあると思う。
(だから心の問題は複雑なんだよね…)

ちなみに私は前者の問題もまだ心の中に解決されずにあるし、
それにプラスして神経症になっちゃった感じで
両方持ち合わせてる「ひきこもり」だと思います…。
(複合型?)

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※ここまで読んでくれた人、お疲れ様でした^^;
 (いるかわからないけど)「ありがとう。」
 


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2003年05月09日(金)
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