にあ日記
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酒と薔薇の日々(目次の★は更新分)酒(過去)薔薇(未来)


2005年08月08日(月) ついに詐欺師退陣か

衆院、結局予想通り解散ですか。
「自、公両党が過半数を得られなければ退陣する」と明言したとか。

「国民に(郵政民営化は)本当に必要ないのか聞きたい。今回の解散は『郵政解散』だ」と述べ、郵政民営化を最大の争点とする考えを強調した」

…あのさ、国民としてとても気になることが数点あるんだけど、
まず、「郵政民営化を最大の争点」←ここな。
さて問題です。
サマワでは今、何が起こっているでしょう?
8日に、デモが暴徒化。60人死傷。外出禁止令出てますね。
テロリストは、地元有力紙アッサマワとムサンナ・テレビに対し、
陸自の活動を報道しないよう警告。
「従わねば社員を殺害するか拉致し、または事務所を爆破する」と脅迫しているという。

小泉首相が「安全だ安全だ」とほざいていた、
自衛隊がいるサマワでついに暴動だそうですが?
この数ヶ月、小泉首相は郵政民営化のことでイッパイイッパイで
イラクに自衛隊を次々に派遣していることなんて、
綺麗さっぱり忘れちゃっていたようですね。
こんな、一回に一つのことしか考えられない人が、
我々日本国民の代表なんだなと情けなくなるな。

 イラク復興支援特別措置法では自衛隊が活動する「非戦闘地域」とは、
「現に戦闘行為(国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為をいう。以下同じ。)が行われておらず、かつ、そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる」地域のこととされている。

 ちなみに今回引き上げてこないのは、
戦闘行為とは「国際的な武力紛争、つまり、国家、または、それに準ずる集団が、宣戦布告して、紛争解決のために武力行使を行うこと」
なので、テロリストが暴れても非戦闘地域の定義には影響がない、
というのが防衛庁の言い分だけど、
これって凄くむりくりな、いわゆる「へりくつ」でないか?
 確か「自衛官の安全を確保する」ことが目的の法なんだよね、コレ?
 内閣総理大臣ってのは、いわば自衛隊の大本締めなワケでしょ。
だったら、自分が音頭まで取って派遣した、
自衛官の安全には常に気を配るべきなんじゃないかと。
なのにそんなことはすっかり忘れ、
『郵政解散』とか息巻いているばかりなり。

繰り返すが、小泉が
「国民に(郵政民営化は)本当に必要ないのか聞きたい」なら、
「サマワで何が起こっているか忘れてるのか?」と聞き返したい。
(自衛隊云々書きつつ自分は左寄りですが、それとコレとは別問題)

ついでにも一つ聞きたい。
竹中郵政民営化担当大臣は、元金融相でしたね?
「不良債権が減れば銀行貸し出しは増え、デフレも解消される」
筈でしたよね?
 銀行の不良債権が減れば、民間が設備投資に必要な資金貸し出しが増え、景気が好転する筈でしたよね?
 今年の4月には金融庁長官が、「不良債権問題脱却宣言」を行っているけど、銀行貸し出しは91ヶ月連続前年同月比マイナスとなっているのはなんでかな?

 さらにさらに、北朝鮮の拉致問題で、元・北朝鮮拉致工作員安明進(アン・ミョンジン)氏が横田めぐみさんを目撃したと証言したのに、
これに関してもスルーですか?

あ、年金金改革についても何も出てませんね。
ああ、反日運動に対するフォロー、出来てないね。
あああ、サラリーマン増税とか勝手に決めているしな。

郵政民営化が必要かそうでないか以前に、
靖国参拝してないで記憶喪失治しやがれ。
と、リベラル左の1国民は思うのでありました。まる。





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