朝食を取りに食堂へ行くと、窓際に一人で寂しく坂野が飯を食っておった。
二人で朝飯食いつつ、こむチャンとの待ち合わせ11時だったっけ？
と聞くと、坂野は10時だと言い張る。
昨日は最終的にわし＝記憶なし　坂野＝寝ていた
なので、坂野のほうが信じられると10時にフロントへ。
しかし待ってもこむチャンは現れず。
「…11時だったかも」
ごるぁ！いまさらなんじゃ！
仕方ないのでホテルの周りを二人でぶらぶら歩き出し、
わしの携帯が電池切れ間際になってしまったため
（なんせ荷物持たずそのままきちゃったんで充電器もない）
携帯ショップにて充電を頼む。
駅のほうまで来たので、こむチャンに駅で待ち合わせようと電話すると、
「…待ち合わせ時間は10時半なんですが」とのこと。
ス、スイマセン。

昨日決めた味噌の醸造倉や武家屋敷通りまで行く途中、
前回秋田に来て遊んだときは盛岡でわんこ食ったね、という話に。
坂野がその話を聞き「俺わんこ食ったことない」と。
「この道まっすぐ行くと盛岡にいけるんだよな」

…この展開では我々の場合、当然盛岡に行くことになるのであった。

途中のトイレ休憩では「にあ今夜の宿はここな、明日迎えに来るから」
とかまくらに置き去りにしようとしたやつが約一名いたものの、
無事約1時間半ほどで盛岡へ
（え？時間合わない？だってこむチャンの運転ですもの/笑）

早速わんこ蕎麦屋へ。
3人してわんこ蕎麦を注文、あの日の悪夢がよみがえる（爆）
わんこそばって、実は格闘技なんです。
実は給仕のおねぇさんとの戦いがあるんですわ。
おなかいっぱいになって食べ終わりたかったら、
おねぇさんの目の前で蕎麦のない状態でお椀にふたをしないといけないのですが、
おねぇさんは食べ終わらせまいと蕎麦を椀に放り込むのです。
結果、こむチャン62〜3杯、わし52杯、坂野110杯！！
ちなみに15杯でもり1枚分。
坂野は100超えたので記念の盾？をもらって喜んでいたが、
その額には食いすぎで怪しい汗をかいていた（苦笑）

蕎麦を食べただけで盛岡を離れ、地ビールの飲める施設がある温泉へ。
そこでゆっくり温泉につかって地ビールを。
腹一杯でもビールは飲めるのだ。
ここでまったりしてから秋田市内へ携帯を取りに行き、
ちょっと街を流して夕食を食べに。
またしても呑みまくり、まずビール、そのあとわしが気に入った
「刈穂・辛口」を延々と（多分一升半は軽かった）。
11時ごろ、3人で店を出て高橋幸宏そっくりのマスターがいるバーへ。
ちょっとしたことで坂野が浮かれているので、
わしとこむチャンで「絶望という名のカクテルを」だの、
「幸福から転落というカクテルを」だの
「いやいやBE　HAPPYという名のカクテルを」だの言いつつ3時ごろまで飲む。
店のマスターはノリがよかった（笑）

にあ めるくれ！ HP「第8病棟」