「どぁ〜!!!」「雑巾、ぞうき〜ん!」
お客さんである社長さんとランチするために横浜家系のラーメン屋さんへ行った。社長さんは二日酔い状態、モリハルはラーメン飢餓状態、お互いにとって最適のランチを迎える筈だった。が、いきなりお冷の水をテーブル上へこぼしてしまった。
こぼした張本人はお客さん兼社長さんだったのだが、当然のごとくモリハルがカウンターにあった雑巾に手を伸ばし、テーブルを拭き、ビショビショの雑巾を店の外で絞った。しばらくするとキレイに拭かれたテーブルの上に家系ラーメンとチャーシュー丼が並べられた。
「んんん???ク・臭い???」
何か臭い。ラーメン?チャーシュー丼?いや違う、モリハルの手から異臭が漂っているではないか!しかも両手から!!
「あの雑巾やろうだ!」
お客さん兼社長さんは「そうかぁモリハルさんのお母さん大変だね」と言いながら、水こぼしたこと忘れちゃったかのようにタンメンとチャーシュー丼を食べている。「まあ、介護なんてのはどこにでもあることですからね」と応えながら、鼻息止めて家系ラーメンとチャーシュー丼をすするモリハル。今はお袋の介護より臭い両手の方が大問題じゃい!
水こぼし張本人と別れた後、最寄の駅のトイレに駆け込み手を洗った。だけど水だけじゃ雑巾臭全然離れてくれない。乗り換えの駅のトイレにも行ったのだが、そこにも石鹸水は常備してなかった。前原国土交通大臣、お忙しいかと思うが、駅トイレに石鹸水常備する法律作ってくれぃ!
結局モリハルの勤め先まで両手臭いままだった。道中、何か変な臭いするなと感じた皆さん、どうもスミマセンでした。水こぼした張本人、もしくはちゃんと洗って日光消毒していないラーメン屋さんに代わってお詫びします!あと山手線の吊り革、雑巾臭バイキンが付着していると思うので、皆さん気をつけよう!
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