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2010年10月06日(水) ルーファス感想をだらだらと



名古屋にも行きたかった



それはともかく東京公演のことでもぶつぶつ書いときます。
半日代休で13時に早退したので、一回家帰って風呂まではいってばっちり準備するとかいう気持ちの悪い気合の入れようでしたよ。入り待ち的な余裕はなかったんですけどそれでも開場1時間前からJCBホールに貼られたポスターにハアハアしてましたあのポスターすっっごいかっこいいですね!!!!

友達と合流したものの、腹が減ったという友達に対して私は胸がいっぱいで何も食べられず(まじすいませんでした)、入場。とりあえずリトグラフ買いましたー。
バルコニー1列目は遠くはないけど近くもない。それにしてもルーファスの客層っていつ見ても謎です。わりと年配の方が多い気もするんですけどどこで知るんでしょうね?

1部は何となく事前に聞いてた通りに、ルルを流れ通りにやる感じで。アルバムだとピンとこなかった曲もほんとうに歌声が素晴らしくてただ圧巻でした…。ただ思ったんですけど、あれ、拍手歓声NGとかいう規制、べつにいらなくないですか?そこまで秒単位で映像に合わせるものでもないし…2部のときルーファスが「静かすぎてびっくり」みたいなこと言ってたような気もするんですが。
だいたい私はルーファスは別に映像や衣装の演習を借りてそこまでいかにもコンセプチュアルにしなくても、声と存在だけでいくらでも天使と妖精がバサバサ呼べて異次元に観客を放り込むことができると思うんですよね。それにやっぱりいくら世界観を演出してもルーファスには設定されたコンセプトの枠じゃ隠しきれない個性と魅力があると思うんですよ…。ピアノ失敗したりするの超可愛いしさ。というか1部ではピアノ失敗してもいつもみたいに「ああもう一回!」とは言わないルーファスにびっくりしました。へへ。

あとすごいどうでもいいんですけどあの映像でかなり「このロリコンどもめ!」のバックベアードを思い出しましたよ私は。まじすいません。

で、打って変って2部。もーかわいかったですね。ほんとかわいかったですね。妖精でした。マイエンジェウでした。個人的にMemphis Skyline、Grey Gardens、Complainte De La Butte、Hallelujah、Dinner At Eightあたりの大っ好きな曲の連続攻撃についてはもう何のサービスだよ!!!て感じで大興奮でした。あとGoing To A Townもすっごい素晴らしかったです!!まあ全部素晴らしかったですけど「I may just never see you again, or might as well」のくだりは何度聞いても鳥肌です。
ルーファスの声を聞いてると「芳醇!生!」ってなんかビールみたいな形容が思い浮かぶんですけど、ほんとに深くって甘くって、ほどよく重くって、崇高なのに心にすんなり入ってきて、奥行きがあって歴史や時間の流れがあって、四次元かよ!て感じがしてきます。あれだけ異次元に飛ばせる人を私はほかに知りません。
それから最後のThe Walking Songですね、ほんとにほんとに素敵でした。やり直し部分含めて。もう感想とかうまいこと全然書けません。ただ愛を感じましたよ。


かわいかったMCなんとなくまとめ

「今、朝の5時かな…おはよう!」
「昨日日本について、早速行ったよ…ショッピングー!!」
「このパンツも上のも全部日本で買ったおニューだよ」
「このパンツは昨日日本で買ったからジャパンツって名付けた」
「東京はパリに似てる、美しいけどどこか悲しい、よくわからないけど悲しい」
「みんな、名古屋と大阪の友達に『もしもしルーファス来てるよ〜』って電話して!だってほら、僕めったに来れないし…」
「皇族に会ってみたい、ほんとに。僕も音楽の世界じゃ皇族みたいなもんだし(笑)インターホン鳴らしたらでてきてくれないかと思って昨日皇居にいってみたけど…なんかきれいだけど怖いとこだね」
「日本に来たのはウェインライト家で僕が最初だったからウェインライトの旗を一番最初にたてたわけで」→「そういえばぼくより先にパパが先に来てた」→「そういえば僕は13歳やそこらでパパが日本ツアーに一緒に連れて行ってくれようとしたんだけど、あのとき学校で赤点取ったから補修行かなきゃいけなかったんだよね…」→「でも韓国についてはウェインライトの旗を一番最初にたてるのは僕だね」


あ、そのあとドームホテルで飲んでから帰ったら、1階のロビーでルーファスのスタッフ見かけました。髪がすんごく長い人。あそこに滞在してたんでしょうか…。


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