2009年12月31日(木) |
輝かしい未来は胸の中で咲く花のよう |
地獄の底から這い上がってきたぜ!桐野です。
なんかもうすいません。うっすら生きてました。 こないだひっさしぶりにメールチェックしたら新着53通あってあまりの申し訳なさに胃が痛くなりました。いろんな人にご心配かけてしまったようで。ほんとにすみません。 <いいわけ>というかそもそもサイト用アドレスはあまりチェックしないのでメールが来たら携帯に転送されるように設定していたんですが夏ごろに携帯に変な元後輩から執拗なメールが来てそれを着拒するときにいろいろ設定したらそっちも拒否になっちゃってあーあ…ってことになってみたいです。あーあ。すみません。着拒も元後輩も今は大丈夫です。でも、ちょ、ちょっと待ってください。</いいわけ>
ルーファスの新譜とか闘莉王の移籍とかいろいろいろいろ世の中でも起きているわけですが、とりあえずこれから数時間でどうでもいい私の怒涛の半年を振り返りたいと思います。
1:仕事がアレだった
5月に始めた新しい仕事、やめてやるやめてやるうぉおおおおおおおと思いながらもどうにかがんばって続けております。最初はあまりのストレスで、仕事始めてから3カ月で3キロ自然減量しました。もともと痩せぎみでしたが、今は昔入院してしばらく流動食しか食べられなかったときより軽くなってるぜ!という状態です。はは。 まあ文句は色々ありますが、ボーナスの少なさと仕事の量以外に、本当に腹が立つのは社長だけです。社長が爆発したらいいのに…サーバーも爆発したらいいのに…サーバーが爆発して社長を巻き込めばいいのに…と不穏なことを週に18回くらいは考えてます。土日は何も考えてないので平日いっぱい考えてます。
仕事内容はいつの間にやら、webに広報に営業に企画にクレーム対応に貿易事務に力仕事に商品撮影に雑用お茶出しなんでもござれです。ガムテープの扱いが多少上手くなりましたけど、他は自己流ばかりで何一つ身に付きそうにないのが怖いです。人生…どうなるんだろう…ふふ…。
そういえば9月には出荷前の商品検品のために、中国の田舎の工場に出張まで行きました。女ひとりで。車で3時間ぐらいゆられて、工場巡って。知らないおっさん相手に「なんだこの素材は!!許せん!!」みたいなこと英語で言って。はは。泣くよね。よくやったよ。私。
それからまたよくわからないことに、11月にはテレビに出ました。出たっていうか、あの、いわゆる、通販番組のサブキャラ的な、「わ〜!すっごぉお〜い!」「お得ですよねー!!」みたいな感じの役割です。他に人がいなかったのでやることになりました。死ぬほど恥ずかしかったです。ほんとに私のキャラじゃなかった。当日朝まで「一個も売れなかったりしてwwwww死のうwwwwあっ、いいところに川がながれてるぜwwwww」みたいなテンションでした。 放映された映像の、私のぎこちなさは異常でしたけど、どういうわけか予想以上の売れ行きだったので、まあ、結果オーライ。
そんな感じで、輸入会社に勤めて一番感じたことは「なんでも国産が一番!外国製品とかありえん!なんでも地産地消すべき!」ということです。アイデンティティが揺らぎます。
2:当たって砕けた
夏あたりから、仕事のやばさから私の本能が「これは仕事ばっかりじゃなく子孫を増やすことも考えなきゃいけない」と囁き始め、いろいろがんばってみました。 とりあえず友達に教えてもらったお見合いパーティーに参加し「持ち時間1分で50人とひたすら話す」というベルトコンベア状の出会いで自尊心をズタズタに引き裂かれ、鬱になって帰ってきました。本気の人はともかく、ああいうのは遊び気分で行くとだめですね。 あとはまあ合コンとか友達の紹介とかやってみたんですが実らず。そして今月は会社に来た某サービスの人に一目ぼれして、初めて「気になるのでご飯食べに行きませんか!」と死ぬ思いで誘ったところ「妻子持ちなので」と断られました。ははは。そのへんはまだ傷が生乾きです。
3:二次元に行きたい
某国擬人化漫画への傾倒はますますますます深まり、家には薄い本が増え、身の回りもユニオンジャックアイテムだらけです。はは。来年は薄い本を出すのが目標です。
そしてそこから二次的な被害で、最近は杉田智和に脳を支配されました。声というかどうしようもないトークが面白いです。通勤時にiPodでラジオ音源をずっと聴いてると、脳に杉田智和が住み着いてるような気がしてきます。特にデュクシアイテテ、意味わからないし時間を無駄にした感も強いですけどおもしろいのでぜひ観てください。
ところで。毎日道玄坂をてくてく歩いて帰っているのですが。 こないだは仕事が11時すぎまで長引いてしまって、金曜日だったので帰り道、渋谷はみんな楽しそうに飲んだくれている人でいっぱいで、まっすぐ歩けないくらいでした。そのとき私はiPodでたまたまくるりの「魂のゆくえ」を聞いていて、そしたらその音楽と、楽しそうな人と、ネオンと、喧噪で混乱したのか、涙がだらだらでてきました。 急に、今って映画のラストっぽいな、今目の前をスタッフロールが流れていてもおかしくないなあ、と思ったわけです。無力で疲れた主人公が都会の喧騒で呆然とするだけの、まったく感動要素はないラストだけど。 まあでもウォンカーウァイとかならありそうですよね。
そのあと、友達に「くるりの『魂のゆくえ』ってすごくエンドロールっぽいよ」と話したら、「そうかなー、エンドロールになるとしたら青春コメディ映画っぽいね」と言われました。エンドロール曲って人によって違うのか、と気付いたと同時に、そうか私の人生は今のところ青春コメディ映画っぽいのか、と納得し、それもまあ悪くないかもなあと思った次第です。
こんな奴ですが、たまに来年もよろしくお願いします! ルーファスの新譜は春ですよ!
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