2007年04月28日(土) |
気持ちがさめざめとしたなら |
そういえば先日(ずいぶん前だ)、レッドブルを飲んでみたんですけれども。 あまりの微妙さに言葉を失い日記に書くのも忘れておりました。ケミカルな味もさることながら、コーラの炭酸は好きでもファイブミニ系の炭酸はどうも苦手なわたしにとっては、とてもじゃないですけど飲みきれませんでしたよ…。アレックス…きみが遠いッ! 270円もするくせになんだこのありさまは、つねさまのばかやろう〜!と思い、缶に貼ってあったシールに「FMXのマドリッド大会観戦チケットを含むスペインへの旅」だかなんだかが当たると書いてあったので「FMX…?なんだっけそれ?」と思いながらもとにかくスペインには行きたいので腹いせに申し込んでみたところ、見事に外れ、代わりになぜかクーラーボックスが当たり(そんなん賞品にあったっけ?)、今日うちに届きました。超インドア派のわたしに、クーラーボックスを何に使えというのか。 とりあえず犬を入れてみましたけど。
▼レイソルvsグランパス あんなおそろしい雷雨だったのにちゃんと待ってたサポーターえらい… イチュンソンの試合後インタビュー「勝ってやったしぃ!」が じつに若者だなあと思いました。
「わたしは真悟」読みました…!結局一日で。 予想をはるかに超えて、絵が壮絶にうつくしかったです。楳図かずおは恐怖だけでなくこんな緻密で繊細な絵を書くのですね。知らなかった。 特に毎回の扉絵は壮絶。うつくしすぎます。扉絵だけで画集ができる。本編とは関係ない、近未来と頽廃、無邪気と邪悪が交錯する子供の情景。本編以外にここまですごい扉絵描くなんて、どういうクオリティだ…! 文庫版を買ってしまったので、扉絵が小さくしか見えないのが悲しいです。でも本編は怖いシーンも多いから、大きいサイズだと怖すぎたと思う…。
話は「小学生のさとるとまりんのプラトニックな愛の奇跡でコンピューターに自我が目覚めてさあ大変!」という感じなんですけど、すごいスピードで予想もしないことがあまりに次々と起こるので、すっかり引き込まれてしまいました。おもしろかった…けど怖かった!無駄に残酷描写がはさまるんだもんな… それにしても、とにかくテンションが高い。ジョジョとかロシア文学とか好きなので、テンションが高いのは大好きです。読んでるうちに「こわいッ!こわいわッ!どうしたらいいのッ!」とか「キャー!」とかヒロインのしゃべり方が乗り移りましたよ。おそらく今後三日くらい脳内一人称がこの口調になります。 しかし難解な作品らしいので、何が起きたのか、何が真実なのか、結局何だったのか、よくわからないことも多々ありました。特にわたしはすごいばかなので、まだ内容を語る程には全然話が理解できてないと思います。もっと何度も読み返さないとなー。新しい発見がまだいっぱいありそう。 でも怖いからちょっと夜は読めないかも…!
あと登場人物の超変態英国人の名前が、うちの犬の名前の候補になってたやつと同じだった…それにしなくてよかった…!
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