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2007年01月29日(月) あなたは最初っから私のものじゃあなかったけれど


えーっとコレを書くと「おまえそれでもファンかよこのやろうもっと真面目に生きろ!」みたいな感じでたいへん恥ずかしいので言うのはためらわれるのですが、やっぱり書こう、うん、書こう。
ポップの貴公子ルーファス様が昨年8月に無料配布していた(らしい)V&Rの香水テーマソング「Ode To Antidote」(アンティドートを讃える歌、そのままでいくと解毒剤讃歌)ですが、わたしのそのころライブやらロシアやらでテンパッていてすっかり忘れてまして(コラ、だめじゃないかわすれたりしちゃ!)(ごめんなさいごめんなさいもうしません!)、そのあと行ってみたらもうそこでは入手できず、方々探したけどどこもダウンロードの期限が切れてたりして、質の悪い映像と途中までの音源くらいしか入手できていなかったんですが、昨日やっとちゃんとした音源が入手できました!キラキラキラ…
なんかね、フランス人が配ってくれてた…やさしいよフランス人…ありがとうフランス人…これから毎朝フランスパンを食べるよ!

で、やっと素晴らしい音質でフルで聴くことができたんですが、もう、びびりました。崇高にして猥雑、純粋にして妖艶、優美にして華麗なるルーファスワールドが惜しみもなく大放出。ルーファスに目隠しされたままピンク色のアリスの世界に連れて行かれて帽子屋姿のルーファスときのこの上でお茶会をしてしまった。(呆然

この曲、曲そのものも歌声ももちろん雰囲気満点ですばらしいんですけど、後ろのオーケストラの演奏との絡みが特に摩訶不思議アドベンチャーです。オケ自体はごく正統派の音なのに、やってることはすごい斬新。一ミリでも踏み外したら落っこちそうな絶妙な絡み合いをじっくり聴いてると身震いがしてます。プロデュースしたのは誰なんだろう。もしこれセルフプロデュースだったら天才すぎる…!
そんなわけで今日は朝の通勤時も昼休みも帰宅時も狂ったようにこればかり聴いておりました。どんなに疲れていても脳内がすぐバラ色になりますよ…い、いやされるぅ…。


きのうは大学友達と5人で飲みました…。みんな物知りで好奇心旺盛でエスプリに富みまくったピリ辛文化人で、ちょっと私が参加するのは恐れ多かったのですが、メンバー的にははじめての組合せなのにすごい一気に意気投合した…!5人ともはしゃぎすぎてどうしようかとおもった。海外ホームドラマの観客みたいなノリだった。こんなにはしゃいだのは最近ちょっとないぜ…!?
もちろんバンドメンバーといるのも楽しいんだけど、一緒にやっていくことがある分どうも気負ってしまったりするのよね。ギスギスしてきちゃって「あー今の自分やな人間だなあ」と思ってしまってつらくなることなんかもあるわけで。それにくらべたらほんとに昨日は心の底から楽しかった…エスプリに富みまくったピリ辛文化人なはずなのに鼻毛の話とかばっかりしてたしな…

そのせいか今日は松葉杖ついてるひとのエレベーターの乗降を助けたうえにベビーカー押してる母親まで助けましたよ。なにこれ。善人レヴェルが尋常じゃないよ。パワーアップ?


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