昨日父の初七日でした。
先だって15日夜 父が急逝しました。 最期は誰も看取れなかったけれど 眠るように穏やかな死でした。 直接の死因は急性心不全 体力も落ち 一日おきの透析で かなり心臓も弱っていたのだと思います。
18日に葬儀告別式も終わり 今日は初七日でした。 正直まだ実感が湧かない それくらい急なことでした。
誰もいない実家のお仏壇にお参りして お墓にもお灯明を燈しに行く日々です。 お坊さんの法要は葬儀のあと済ませているので お仏前にお膳を用意して お経をあげて身内だけでひっそりと済ませました。
葬儀の時のお経あげて頂いてる時に ちびに「ばぁちゃんをたのむぞ」と言ったといいます。 出棺の時には朝から晴れ渡っていた空が曇り 小雨がぱらつきました。 涙雨というのでしょうか。 火葬場に着いたときは再び晴れ渡る空に日差しが眩しかった。
49日まではお墓参りを欠かすなとこちらの風習です。 蝋燭のお灯明を燈してあげないと あの世への道が暗くて見えないのだそうです。
先に逝った兄には会えたでしょうか。
最初入院した頃はDrから1〜3年と言われました。 幅があるけれど強かった父だから そう簡単に逝くことなどないと思っていました。
6月には姉が呼ばれ 半年と聞かされたそうです。 教えてくれていればもっと会いに行ったのにと 悔やまれて仕方ありません。 それを知ったら萌が参るだろうからとの 姉の気遣いでした。
眠っているかのような穏やかな顔でした。 普段からお酒を飲まないと無口な人で たくさん言いたいことがあったんじゃないかと思います。
薄情なのかもしれないけれど 無言で帰ってきた父の顔を見たときと 葬儀で最期のお別れの時しか 大きな涙は出ませんでした。 まだ父がいなくなった実感がないのです。
いい娘ではなかったけれど 母の面倒はちゃんと見ていきます。 安心して天国から見守っていて下さい。
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