ボクは空に恋をした..もえ

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2006年10月05日(木)
気がついたらもう10月だった。
四季の中で一番好きなのが秋
自分が生まれたこの季節。


長いことリア日記放置
ネットしてないわけじゃなくて
もうそりゃバカみたいにやってて
先日もお小言貰ったとこ。


暫く熱の出入りがあって
風邪っぽい感じだったので 自己判断で風邪のせいにしてたら
まぁ風邪もよくない兆候なのだけど
身体の調子がまたよくない。


昨日病院で 今日は雨だったけれど
母が楽しみにしていたので
雨の中 母を連れて夕方過ぎから実家に行ってきた。

母を連れて帰ると伝えておいたら必ず
母が好きそうな和菓子や菓子パンをいっぱい買っておく父。
「お父さんには頭が下がる」と一杯感謝の言葉を口にする母。

母が元気でいた頃は父より強くて
お酒飲まないとほとんど喋らない父は
いつも母のお尻に敷かれてた。
たまに酔いが回ってると よく母と口げんかしてた。

母があちこち弱っても生きていてくれるから
父も元気でいられるんだろうと思う。
どっちかがいなくなったら きっとどっちもいなくなりそうな
そんな気がする。



女心と秋の空
なんていうけど 女に限ったことじゃないと思う。
日々些細な事で人の気持ちはウツロイで
一番居心地のいい場所を探すんだと思う。

誰かの一番でありたい以上に
自分に一番の人の側に心を置きたい。

何でもないことでケンカしても
何気ないことが許せなくて腹が立っても
穏やかな笑顔を絶やさない人になりたい。

誰かの何かが受け入れられないと思うとき
きっと自分も誰かに受け入れられない存在なんだと思う。

友達でも恋人でも知り合いでも
全てを認めて受け入れることなんてそうそうないと思う。
どこかで妥協したり 寛容な心で受け入れながら
プラスとマイナスを上手くかけあって
誰かを認めていくんだろう。


もえ自身灰汁が強くて 自分で気付いてないながら
日々誰かと接しているんだろうと思う。
灰汁の部分に気付いていても
それを流して向き合ってくれてる人々がいるから
自分が存在してるんだと思う。

どこかふわふわと自分で自分の存在がしっかり掴めない気分。
それが体調の悪さのせいだけなのか
気持ちの不安定さからなのか
よくわからないけれど 生きてはいる。



今日 現実逃避 という言葉を聞いた。
確かに今の自分がそうなんだと思う。
けれど 現実で吐き出せない部分や
思うように出来ないことを 仮想の世界で発散したり
得たりすることで 今を生きていられるんだとも思った。

心まで引きこもったら もう 何も 何処にも
輝ける場所なんてないから。

時々ふっと健康な人がたまらなく羨ましいと思う。
心も身体も健康なんて 贅沢すぎることかも知れない。
普段普通に見える人が 身体のどこかを病んでいたり
もしかしたら心が病んでいたりするかも知れない。
全てが満たされてる人なんて そうそういないのかも知れない。

そうは思っても自分以外の人が
全て輝いて見えて 羨ましくて
神様はなんて不公平なんだろうと思ったりする。


秋は好きだけどあっという間に過ぎるからいや。
ずっと気だるい秋だったらいいのに。






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Edit by オレンジミルク 。