人の心って簡単に壊れてしまう。
もう多分すでにﾋﾋﾞが入ってたんだと思う。
騙されたとは思いたくない。
だけど信じてた自分が愚かだったと思う。
友情なんてこんなに簡単に壊れてしまうものかな。
多分いまのもえに許そうとする余裕がないだけ。
そのひとにとっては当たり前の言動なのかも。
でもそれを目の当たりにするには
まだ時間が必要だったんだと思う。
もっとゆっくり時間をかけるべきだったんじゃないかな。
「もえの優しさに救われたよ」
そんな言葉が今は痛みにかわってく。
優しくなんかない。
優しい振りはだれにだって出来る。
本当の優しさはまた別なものだと思う。
多分気づかないだろうね。
すべてを言葉に変えて伝えたとしても
きっと満足いく結果は得られないから。
冗談では済まされないこともあるから。
それだけ本気で真剣に悩んだから。
最初から許すとか許されるの立場じゃないよ。
今度再びこのことに触れられたら
「ごめんね」
たった一言しか返さないと思う。
そしてそれが本当に終わりだということ。
友情なんてこんなもの？
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