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2002年06月08日(土)
先月は私用と図書館の行事で読み聞かせが2回とも無かった為、今日は一ヶ月振りの読み聞かせだった。 時間も二時半スタートから三時スタートへ変更。 アタシ達が担当している第二・四土曜以外の日の読み聞かせは全て三時スタートだったので、よく時間を間違えてくる人が多かったのだ。 で、図書館側に頼んで変更してもらったのだけれど、果たして効果はあるだろうか? ドキドキしながら図書館へ向かう。
今回は久しぶりに、4年生のK先輩が来てくれた。
読み聞かせを卒論のテーマにするそうなので、データ収集の一環として読み聞かせに参加したいそうだ。
4年生にもなると就活やら卒論やらで忙しくなる為、大抵、サークルでは滅多に会えなくなってしまう。 だから卒論の為とはいえ、先輩が読み聞かせに参加してくれるのは正直嬉しかった。
まず、K先輩が一番最初にお話をする。
彼女が選んだのはデンマークの昔話の「ついでにぺろり」と云うお話で、話を暗唱して語る、ストーリーテリングの方法で語った。
以前、アタシが授業の実技試験で扱った話であるが、勿論それより遥かに完成度が高い。 同じ台詞が何度も出てくる話なので、K先輩が語っている時、聞き手の子どもの一人が一緒にその部分を口に出してきた。……聞き手がお話の世界に入っている証拠である。
次に後輩が絵本を読む。
アタシはその子の語り方が大っ嫌いなのだけれど、絵本の選び方は上手いし、あの読み方は読み方で、ひとつの個性だと思うので、何も云わない事にしている。 でもやっぱり、彼女のキンキン声は神経に少し逆立つものを感じる、今日この頃。
三番目はアタシ。
前の二人のお話をかなり集中して聞いていた様なので、緊張をほぐすのも兼ねて、「手は二つ」と云う手遊びをする。
後でK先輩に聞いたのだが、手遊びをすると謂った時、後ろの方に座っていた年上の女の子二人(小学校二年生くらい?)が「手遊び? やっぱり小さい子用の会だよね。自分達には合わないね」 みたいな事を話していたらしい。
その二人はいい加減に手遊びに参加した後、紙芝居が出てきたのを見て更に白けた顔をしたらしいのだが、いざお話が始まると、ジーッと絵を見つめていたらしい。 後でお茶を飲んでいる時に、「まぁ、そんなモンだよね〜」と言って笑った。
アタシが読んだのは「飴買い幽霊」と云う紙芝居。
最近暑いので季節先取りの怪談物にしたワケ。
最後に語ったみあ〜ん(仮名)も季節物で、エリック・カールの「だんまりコオロギ」
みあ〜ん(仮名)の語り方もちょっと癖があるのだけれど、こっちは気になるどころか、良い感じに絵本にマッチしていて聞いてて気持ちがいい。
彼女は擬音語や擬態語、オチのある話の語り方が凄く上手い。
お話の中で、コオロギが『コシコシ コシコシ』と羽を擦るシーンがあって、さっきとは別の子が、手を背中にやって羽を擦る真似をしていた。 ……こういう姿を見てると、ふわっと甘い気分になってくるから不思議である。
おはなし会終了後、見学していた図書館の担当者の方にも誉められて、おだてに弱いアタシは、とっても良い気分になった。 でも、確かに今回はお話のバランスも良かったし、時間変更して参加人数もいつもより多くなったし、子ども達も満足して帰っていったようだった。成功、と言ってもバチは当たるまい。
図書館を出た後、近くのファミレスによって読み手の四人と見学者二人とでお茶をした。 しかしお茶と云ってもデザート系を頼んだのはたったの二人で、アタシを含めた後の四人はドリアやグラタンを頼み、カプチーノを飲んでいたのであった。。。
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