TOHGA嬢の生活



碧い石を持った銀色の妖精さん

2002年02月17日(日)

 中・高校時代の友人、コンチョ(仮名。由来は不明)さんに誘われて原宿に行って来た。

 待ち合わせは渋谷のハチ公前。
 予定時刻より一時間と数分遅れての久しぶりの再会。
 アタシの知り合いは結構時間にルーズな奴が多いのだが、それは類は友を呼ぶ故なのか。プラス十五分は遅刻の内に入らない、と云うのが仲間内で成立しているように感じるのは気のせいだろうか? 取り敢えず、家を出る前に「一時間遅れる」と連絡があったので、今回の被害は殆ど存在しなかった事だけは記しておこう。

 ちなみに彼女のお召し物は、白いレースが其処此処にあしらわれた、深紅のワンピースドレス姿。お洒落なデザインの黒コート、赤い革靴に白いタイツ、斜めに被った白い帽子、ちなみにコサージュ付き。つまり、ロリータルックである。

 そして行き先は、原宿。

 その目的は想像に難くない。

 ちなみにアタシの服装はと云えば、コンチョさん曰く、「普通じゃん」だそうなので、特筆に値しない事は察してもらえるだろう。

 さて、銀行で引き落としをしたのをきっかけに、アタシ達は渋谷から原宿まで歩いて見る事にした。

 NHKホールの辺りで、鴉がショッキングピンクの物体を嘴でいじっているのを目撃し、話題になった。

 曰く、

 アレは何だ?
 ガムか? 食べるつもりなのか?
 アレを食べて、体に悪くないのか?
 鴉の消化力は活発に違いない。出なければ東京では生きて行けないだろう。
 ところで鴉の消化力が強いと云う事は、胃酸の酸性が高いと云う事だろうか?
 実は鴉の胃酸は、映画「エイリアン」のエイリアン並なのかもしれない…。

 此処まで話を弾ませてから、何でこんな話題をしなければならないのかとコンチョさんに指摘され、我に返ってみたり。気が付けば、原宿のメインストリートは目前だった。

 忘れていたのだが、今日は天下の祝日で、濃いめのお化粧をしたコスプレイヤー達が、駅前で大勢たむろしていた。。。凄いなぁ、と素直に感動。以前少しだけ、似た様な事をした経験がある為、感慨深い。最近は飽きたのか、他の事に目が向いているのか、取り敢えずアタシはご無沙汰である。隣の彼女は充分現役だけどね…。

 その後、ラ・フォーレでウィンドウショッピング。
 ただ見てるだけの時に、横から店員がしゃしゃり出てくるのは非常に好ましくない。それが仕事なのは重々承知しているけれど、放っておいて欲しいと切実に思うのはアタシだけだろうか?

「これはー、出たばかりの新作でー、すっごく人気が高いんですよー。ど〜ですかー?」

 どーもこーもない。
 アタシは貴方の相手をする為に此処へ来た訳じゃないの。用があれば呼ぶから、あっちへ行って。

 そう言えたらどんなに良い事か。
 気の弱いアタシはただ「あ、そーですね」と応えるばかり。そしておもむろに移動して、コンチョを壁に使ってみる。
 それで良いのか? と云う内なるツッコミはおいといて、フレンドリーに店員と話を合わせてあげている心優しいコンチョさん。

 結局、「エミリー・テンプル」と云うお店で、彼女は可愛いシャツとペンダントをご購入。。。

 しばらくブラブラ歩いた後、「コスモ・スペース」と云う原石と鉱石を扱っているお店に行ってみた。此処の店員もすぐ話しかけてくるので少し苦手なのだが、先ほど店員よりは引き際をわきまえてくれていた。

 あんまり、石をファッションとして加工している商品は好きじゃないのだが、銀細工の妖精のペンダントが何故か気に入った。多分、アール・ヌーヴォー風の造りだったからだ。散々迷った挙げ句、「ドミニク」と云う不透明な碧い石を持った妖精さんを一体購入。ついでに透明な碧石の「アクアオーラ」も買ってしまった。

 そんなこんなで時間が過ぎてコンチョさんと別れ、バイトに行くと、不思議と仕事が楽に終わった。宴会の残り物なんかの御相伴にも預かってしまったし、小姑みたいな店長も傍にいないし…。

 この程度で幸せを感じるアタシは小さいのか、それとも燃費が良いのか…?

 

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!