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2002年02月05日(火)
いや、ただ単に悪夢を見たってだけなんですけど。
あまりにもリアルな上に、普段アタシの見ている夢の感覚とテイストが違って、しかも洒落になんないくらい怖かったので。。。
なんとなく、厄除けのつもりでここに書いておこうと思います。
今日は燃えないゴミを出してから二度寝をしました。
寒かったせいか、ほんの気まぐれか、仰向けの状態で布団を顔の上までかぶって寝ていました。
で、ふと覚醒したっぽいのです。
一応、九時半に目覚ましをかけておいてあるのでそれまでは、そのまま布団の中でぐでぐでしてるつもりでした。
するとなんか軽いのが、トス、トス、トスっと布団の上に乗っかって来たのが分りました。
（う〜わ〜 やべーよ なんか乗って来たよ）←心の声
猫が布団の上に来たのならもっと重いはずなので、その重さは推定500g〜1�圓�な？ なんて今更ながらに考えてみたりして。
でもその時はそんな事まで頭がまわらなくて、とりあえず、人がいるような気がしてましたね。
まぁ、布団が重く感じるってのは小学生の頃、熱にうなされてた時に体験済みだったのであんまり心配してませんでした。
で、ソレがまた動いていって急に布団が軽くなったような気がしたんです。
(おっ？ 終わったのか？ 帰ったのか？）
違いました。なんか行ったり来たりするような感じでまた、ソレが帰って来ました。しかも、なんかさっきより重くなったような気が…。
（えっ？ 団体さん？）←違うだろ
でもまだ、アタシに危機感はなく、のほほんと寝てました。胸の上の重力は、またしばらくすると通り過ぎて行ったのですが…。
今度はズンっとのしかかるような重さがやって来まして、さすがにヤバイかな、と思い始めました。
（ナンなんだ、一体？）
その瞬間「眼」が開きまして。白黒の画面のような灰色の視界に、透き通った人影が目に入りました。（布団かぶってたはずなのによく見えたよね〜、霊視みたいな感じだったのかしら）女？ 子ども？ とりあえずシャープな顎と紅をさしたような紅い、と思われる口唇（だって白黒だったし）だけがハッキリ見えて、後は殆ど透明に近すぎて判別出来ませんでした。
ここら辺から、いつもの半分覚醒しながら見ている夢と展開が違う事に気付きました。（普段は何かから逃げる夢。逃げられないんだけど、自分に直接危機が起こる事は皆無に近い）しかも…。
（げっ 乗っ取られた!?）
在ろう事かソレがアタシの中に入って来たのです。必死に抵抗していると、「身体」が動いてくれました。
でも、奴は出て行きません。
アタシは自分の視界が白黒のままだったので、奴を通して「外」を見ている事に気がつきました。
（このままでは、身体を捕られてしまう…!!）
そこからは、もう「出てって〜 出てって〜」コールで反撃です。もうちょっとマシな反撃はなかったんでしょうかね？ 少し情けなくも感じますが、それが精一杯でしたし、とりあえず無我夢中で言い続けました。奴が、音のない声で何か叫んでるのが分りました。（そういやさっきから何か、わんわん鳴ってたような気がしないでもなく…）
しばらくして、自分の「出てって〜」って声で正気に返りました。
「……マジで怖っ」←目覚めの一声 間抜けだ。
なんだか、リアル過ぎてホントに心霊体験をした気分でした。あんまり怖くて、寝直す気にもなれません（まだ寝る気なのか）今また眠ったら、今度はマジでソレに乗っ取られそうな気がしました。
とにかく身体を起こし、気味が悪いので、浄化作用があると云われるセージの葉で出来たお香を焚きました（なんでそんなモノを持ってるんだとか疑問を持たないように）
ちなみにアタシは、「稲川淳二」も「アンビリーバボー」も「夏の恐怖番組」も殆ど見ないし、見たとしてもその感想は「ヤラセ臭ぇ〜」って云うような奴です。（かと云って、現実・科学主義でもないけどね）
ただの悪夢、なんだよね？
つーかどーせこう云う体験するならもっと夢のある展開なって欲しいモノです。例えば、ホグワーツの入学通知がフクロウ便で来るとかさ〜。
……ジャンルが違う？
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