TOHGA嬢の生活



まさか歴史を習うとはね

2001年12月17日(月)

 バイトの研修に行って、一番最初にしたのはチラシ折りの作業と金券の五枚分け。
 あぁ、その前に「勝手に自分のサイズ探して、適当に着て」って言われて制服に着替えたっけ。

 十数分程その作業をした後で、まだダンボールやら何やらが其処彼処に置かれている中で、研修開始。

 取りあえず大量に配られる、プリント類五つ。
 最初に書かれていたのは、その店の会社の歴史だった。
 指導担当のやたら元気の良い30代(見た目)の男性が、とっても大きな声で分かり易く説明をして下さった。

「うちは白○屋とか笑○(両者とも有名かつ流行ってる居酒屋の名前)と違って、バックに米○とキ○○がいるから絶対に120%潰れないし、店員の給料払わずにトンズラとかしない『安全でまともな』お店だから、安心して下さいね!」

 ほほぅ、では白○屋や笑○は『安全でまとも』でないと?
 何気に他店をバッシングしてる点が微笑ましい(特に全然理が通ってないトコが)
 そして更に
「今回はオープニングスタッフの募集の為、沢山募集があった。君たちは倍率約三倍の中から選ばれた、いわば精鋭部隊なんです!」

 じゃあ何で、アタシみたいな居酒屋バイト初心者が紛れ込んでるんだ?
 しかも、即決。
 スタッフの士気を高めたいのは分かるけど、ミエミエなのはちょっと、ねぇ?

 などと心の中で突っ込みを入れつつ、楽しく担当のお話を聞いた。
 一応断っておくけど、流石に指導担当だけあって教え方は分かり易くて上手。そんなに悪くは無い。ただ誰にでも突っ込み処はある、それだけの事。

 研修の最後には、スタッフ三か条(いわゆるスローガン)と基本挨拶八種類(イラッシャイマセとかアリガトウゴザイマシタとか)を全員で復唱して終わった。

 こう云う基本的な挨拶の練習するのって、近年からなのかしら?
 それとも、昔から?
 なにせピラミッドの遺跡から「近頃の若い者は…」って文面が出てきたらしいからね。
 マナーの基礎から教えなければならない経営者は、大変だと思う今日この頃。


 そうそう、マナーといえば。

「リンクを張るなら、まずそのページの管理人に承諾を得る事」

 これって基本でしょ?


 では、最後に

「明日も研修、頑張るぞ!」

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!