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2001年11月10日(土)
「貴方は猫派? それとも 犬派?」 「世界はどちらの肉球に!?」
そんな感じの言葉を謳い文句に、Cats&Dogs と云う映画が現在公開されている。
字幕と吹き替えを交互に上映していたが、時間の関係上、字幕の方を観賞する事になった。まぁ、アタシとしては字幕でも吹き替えでもあんまり気にしないタイプだ。ただ、一緒に映画を観た相手が、自分の視力が弱いくせに眼鏡もコンタクトも使用しない奇特な御仁だったので、少々画面に近づき過ぎる事態に陥る事になった。ちょっとだけ、眼をチカチカさせながら動物たちのドタバタ劇を楽しむアタシ達。
この話では、猫は完全に悪役。しかもボスはあの性格が悪い事で有名なペルシャ猫。。。 ある意味、そのまんまなストーリー。 ギャグセンスは良かったから、面白かったけどね。
ただ、少し気になったのは謳い文句のひとつの「肉球」にこだわり過ぎてる感があり、「肉球」と訳すよりは「前足」 ってした方が適当と思われる台詞が少々あった処。まぁ、キャットフリークのちょっとしたたわ言だね。
話は少しずれて、字幕の事。
最近手書き風の独特な字体を使った字幕をよく見るのだが、アタシはてっきり、あれはコンピュータでプログラム化されたモノだとばかり思っていた。 が、しかし。この前テレビを眺めていたら、「実はあの字幕はわざわざその度に自筆している」 と云う内容を十分程度のドキュメント(?)にして報じていたのだ。
1時間半の作品の中に、一体いくつの文字が使われているのだろう・・・。 確かテレビでは、万を越えると云っていた。
それを知ったその瞬間、「なんて効率の悪い阿呆な事をしてるのだろう」と半ば呆れながらも、そんな事までしてしまう彼等の映画に対する情熱に、心打たれた今日この頃だ。
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