TOHGA嬢の生活



嘔吐

2001年11月02日(金)

〜警告〜
 今回の内容ははっきり云って吐瀉物です。
 そう云う趣味の無い人にはお薦めしません。
 無視して別の日付をお読み下さい。
















 私には、殺意がある。

 誰に対して?

「   なんか死んでしまえば良い」
「いつか   を殺してやる」


 名詞は全部、箱の中。
 鍵をかけて、鍵もろともタールの沼に沈めてやった。

 もう、誰にも分からない。
 私にすら、分からない。

 そして殺意は私に還ってくる。

 それで良い。因果応報の素敵な輪舞。私の掘る墓穴はひとつで充分。

 さぁ、殺せるものなら殺せば良い。
 殺意は宿主である私の首をも、絞める事が出来るのかしらね?

 ほら、私の内で
 殺意が右往左往している。
 なんて滑稽な姿

 せいぜいアタシの内を這い回れば良い。
 アタシを内側から、その毒気で満たして、腐らせてしまえば良い。

 今まで、どれだけのアタシの一部が死んでいったのかしら?
 幽かに感じる空虚感。
 これだけじゃ、アタシは死ねない。

 ただ、ひとつだけ気になるのは
 アタシが初めに殺意を抱いたのは一体いつの事で、
 そして相手は誰だったのだろう?

 答えは全て、箱の中。
 タールの沼の奥底で
 今も静かに沈んでる

 < あの時、ああしていれば…  …見る?  この時は知る術もなかった… >


TOHGA [はい、もしもし?] ここで逢ったが
人目!!