吉本新喜劇 前編 |
今日は仕事を休んで、吉本興業の
名古屋公演を見に行った。
義理の姉さんが行けなくなったとの事で
うちにまわってきた。
行きの地下鉄車内で、
12月に入ったのにもかかわらず。
コートも着ていない黒の礼服姿の中年の
おじさんがわたし達と反対の座席に座った。
黒いネクタイに袱紗を持っていたので
葬式に行くところだったんでしょう。
あまり、地下鉄には乗っていないらしく
自分が降りる駅をまちがえないようにでしょう、
そわそわ辺りを見回したり、駅に着くたびに
キョロキョロしていました。
また、車内はすいていたので、
大股開きで座っている、
会社の役員なのだろうか?
だんだん都心に向かうにつれて、
車内も混みだした。
そのとき
老人とその息子(年齢不詳のとっちゃんボウヤ)が
その礼服おやじの横へ、老人が息子に促され座った
礼服おやじは気をきかし、少し場所を空けた
すると年齢不詳息子もムリヤリ座った
礼服おやじは2人が入ってきたので
縮こまってしまって、今にもつぶれそうな
悲惨な形になってしまった。
さっきまでの威厳が、どこかへ飛んで行った。
ガマンできなくなったのだろう、
礼服おやじは結局その席から立ち去り、
別の車両へ消えて行った。
つづく・・・
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2001年12月08日(土)
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