『四日間の奇蹟』 - 2004年11月21日(日) 前に書いたかもしれないが、ずいぶん前に買っておいてやっとこの間といっても1ヶ月以上前だと思うが読み終える。 今書いているのは映画化になるという話を聞いたからで、数ある役者さんの中からいろいろな条件があって主役の人が選ばれるのだろうから、自分のイメージ通りにはならないことのほうが多い。たとえば最近だと『京極堂』と『探偵』はかろうじて受け入れられたけれど『小説家』は違うんじゃないと思った。 映像になる前に思うことと、なってしまってから見てから(どちらも多分見に行かないと思うけれど)感じることもまた違うだろうとは思う。 『四日間の奇蹟』については、ある有名な作品と同じ仕掛けがあってもそれはそれなりに面白かった。あちらは泣きまくって読んでいたし、こちらはある感動が生じてきた。主人公と相手の人の関係の差だとは思うのだけれど・・・。そうしてその有名作品も映画化されていたのだけれど、やっぱり自分のイメージとは違っていた。でも作品はそれなりで、映画館へ足を運ぶほどではなかったけれど、テレビで放映された時に見た。 小説の場合は勝手に自分でイメージしながら読んでいくので、自分の思っているのとは違うということになるのだけれど、反対に漫画原作の場合は先に「絵」を与えられているので、似た感じの人が演じているとそのまま投影しやすい。漫画の浜ちゃんと映画の西田敏行さんがもし漫画原作じゃなかったら、あれはイメージと全然違うのにとか言っていたのではないかと思う。 ...
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