スコヤカな時間
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去年の話。 あろえクン!と上司に呼ばれ、仕事の指示を受け、席に戻ろうとすると
昨日さぁ、ストーブのそばでウトウトしてたら・・・見て!
と、上司は毛むくじゃらの手の甲を私に差し出した。
何ですか?と、よーく見てみると、手の甲が赤くなっている。 でも、それがどうしてそうなったのかがわからなくて、上司に尋ねると それは低温火傷の跡なんだそうだ。
へー、低温火傷ってこうなるんだぁ・・・。 でも、手の毛が焦げなくて、よかったですね。
今になって思うと、上司は私に対していたわりの言葉を期待してたかもしれないけど 私の反応はあっさりというか、ぜんぜんトンチンカンな反応だったような気がする・・・。
昨日の夜、明日から仕事かぁ・・・とストーブのそばでゴロゴロしてるうちに眠ってしまったらしく 気がつくと、もうすでに4時になろうとしていた。
ありゃありゃ、ちゃんとベッドで寝ないと!とパジャマに着替えようとしたら ひざのあたりが赤くなっている。
なんだ?と思ったと同時に、これは低温火傷だ!とすぐにわかった。
そういえば、ストーブにぴったり寄り添うように寝ていたからなぁ・・・。
今まで火傷はなんかいかしたことあるけど、低温火傷は生まれて初めてだ! でも、別に痛いとかいうのもないし、ちょっと痒いような気がした。
火傷だったら冷やしたり、薬を塗ったりするけど 低温火傷の場合はどうしたらいいんだろう・・・。
このままほっといてもいいのかなぁ? なんだか、跡が残るほどでもないような気がするし・・・。
ま、ストーブのそばでのうたた寝には気をつけないと。 でも、服が焦げたり溶けたりしなくて良かった!
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