霞的迷想



判りやすいシュミ

2002年02月04日(月)

……してるよナァって、最近特に思います。

 刃霧が好きで、茜が好きで、クライブが好きで、まぁ、想像の範疇内に好みの「キャラクター」って限られてはきていたのだけど。
よりにもよって「アーク」シリーズ1好きなキャラがセヴィルになるとは、今の今まで思っていなかったということなんだけどね。

 何処か、歪んでてまともじゃないんだけど、絶対、メインを張るようなガラじゃないんだけど、かっこよくて憧れる生き様……って、結局自分がなりたい延長上なんかい(爆)!

 私はナンバーツーに憧れます。
 「〜の右腕」とか、「〜の参謀役」とか、いいですよねぇ
 そんなことを思うのは、彼らが、信念とか、全てを懸けて信頼する相手とか、自分にはないものを持っているせいでしょうか。

 計画のためには自分の犠牲をも厭わない、といえば銀英のベルベルことオーベルシュタインもそうですが。流石にベルベルのファンというわけではありませんでしたが、今にして思えばかっこええなぁ……と。
 対セヴィル戦の後、彼の死に様(死んでるんですよね? あれって)にノックアウトされてみて、対刃霧戦のラストシーンを連想して、やっぱり、「憧れ」の種類が違うのかなぁなどと考えてしまいました。
 何でかって、かなり「似非」入ってますけど、普段の自分が無意識に選ぶ立場が、「助言者」なんですよね。誰かがいて、その誰かに選択肢を教える。その選択をしたときの反応の可能性をあげてみせる……そんなことを、気が付くとしたがっている。
 私は誰かの片腕になりたいのかな? いやいや……(−−;


 ところで、話は変わりますが。

 昔のビデオを整理していたところ、私が某アーティストにはまるきっかけになった曲のカットが目に入りました。
 私の母はFM局から送られてきたポラロイド写真を見て、「私」とそのバンドのギタリストのツーショット写真かと思ったそうですが……確かに。化粧の仕方に気を配れば、わたしは、あの頃の、かのボーカリストそっくり(の写真写り)になることができそうでした。
私はそのボーカリストのファンだったんですが!?←しかも、顔から入った。
 私が彼に憧れたのは、自己の投影が最も行いやすい容姿をそこに見いだしてしまったためでしょうか。どうでしょうか。

 めっきり彼らの曲も聴かなくなりましたが、未だに、カラオケに行って私が一番「巧い」といわれるのは彼らの曲を歌ったときです。今は好きな女性アーティストの曲ばかり聴いて、しょっちゅう口ずさんでもいるというのに……


 私が「憧れ」の種類に悩んでしまうのは、そういった経験があるからなのですが。そこから一番簡単に導き出される仮説には、「私は自分の性別を時々忘れがちである」ということがあげられるのです。

 好きだと思う物はこんなにわかりやすいのに、それが「どう」好きなのかになると混乱してしまうのは、「いつも」ではなく「時々」失念している自分の性別に対する認識に起因しているのかも知れませんね。

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霞 [HOMEPAGE]