思いつき日記
DiaryINDEX|past|will
姉御と呼べそうな女の人がパートで働いている。 そうそう、「スラーっとした人」の時の女の人である。
言葉も態度も顔も性格もまさに「アニキ」って感じです。 昔風で言うなら「肝っ玉かあちゃん」でしょうか?京唄子だっけ?違うか。
イメージ的には…神取さん力強さと母なる海を足して2で割った感じかな。 意味不明か!てへ。
で、今日。
私の同僚で仕事が細かすぎで時間がかかってしまう人がいます。 その人がいつものように抱えきれない程の仕事を抱えていた時。
姉御は彼の仕事を手伝ってくれました。 それも絶妙のタイミングで。さらに姉御は忙しいにもかかわらず。 この言葉とともに。 「いや、今、仕事忙しくなくってサ。いいから貸してみ。」
彼は人の気持ちを思いやることが出来る人。 その瞬間、彼の目頭に光るものがあったのを私は見逃さなかった。 ていうか自分も感動してもらい泣きしそうになった。
ここで彼が当然と言う表情をしたり、姉御が押し付けがましく 計算高い人だったらこんな感動は得られないはず。
この後、私はルンルン♪だったのは言うまでも無い。
人の嫌がるような事を言う人。 心を傷つけるような人。 こんな人から始まる不幸の循環は大嫌い。
姉御のような人がいるから、救われる。 苦しい人生の中で、こんな素敵な瞬間に立ち会えるなんて。
……
朝日が昇るちょっと前。 ふと空を見上げた。
地平線と雲の間に澄み切った青い空。 その得も言われぬ色加減。ダークブルーからスカイブルーへ。 その瞬間はこれ一度きりしかなく。刻々と変化する情景。
そして朝日が昇るその時。 雲に陽の茜色が。地平線の赤紫。空の青。雲にうつる橙色。
あまりにも美しすぎて。 吸い込まれるように見入る私がいた。
今日も一日始まった事に感謝。 辛い事も多かろうが、幸先のいいスタートを切れた。
|