思いつき日記
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2001年12月18日(火) 心の栄養

姉御と呼べそうな女の人がパートで働いている。
そうそう、「スラーっとした人」の時の女の人である。

言葉も態度も顔も性格もまさに「アニキ」って感じです。
昔風で言うなら「肝っ玉かあちゃん」でしょうか?京唄子だっけ?違うか。

イメージ的には…神取さん力強さと母なる海を足して2で割った感じかな。
意味不明か!てへ。

で、今日。

私の同僚で仕事が細かすぎで時間がかかってしまう人がいます。
その人がいつものように抱えきれない程の仕事を抱えていた時。

姉御は彼の仕事を手伝ってくれました。
それも絶妙のタイミングで。さらに姉御は忙しいにもかかわらず。
この言葉とともに。
「いや、今、仕事忙しくなくってサ。いいから貸してみ。」

彼は人の気持ちを思いやることが出来る人。
その瞬間、彼の目頭に光るものがあったのを私は見逃さなかった。
ていうか自分も感動してもらい泣きしそうになった。

ここで彼が当然と言う表情をしたり、姉御が押し付けがましく
計算高い人だったらこんな感動は得られないはず。

この後、私はルンルン♪だったのは言うまでも無い。

人の嫌がるような事を言う人。
心を傷つけるような人。
こんな人から始まる不幸の循環は大嫌い。

姉御のような人がいるから、救われる。
苦しい人生の中で、こんな素敵な瞬間に立ち会えるなんて。

……

朝日が昇るちょっと前。
ふと空を見上げた。

地平線と雲の間に澄み切った青い空。
その得も言われぬ色加減。ダークブルーからスカイブルーへ。
その瞬間はこれ一度きりしかなく。刻々と変化する情景。

そして朝日が昇るその時。
雲に陽の茜色が。地平線の赤紫。空の青。雲にうつる橙色。

あまりにも美しすぎて。
吸い込まれるように見入る私がいた。

今日も一日始まった事に感謝。
辛い事も多かろうが、幸先のいいスタートを切れた。


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