思いつき日記
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2001年12月05日(水) 遠い記憶がふと蘇る瞬間

「♪こちらは毎度ーおなじみのー、ちりがみー交換のー車でございます。
 古新聞、古雑誌、うえすー、ボロ、バッテリーなどーございましたらー、
 多少にー関わらず、車の方までご連絡くださいー。ただいま高級ちり紙、
 トイレットーペーパーとーお取替えいたしております。♪」

なぜかちり紙交換の車の宣伝文句を思い出した。
これがまた、おばチャンのだみ声でとても特徴あるものでして。
もういなくなってから何年経ったか分かりませんが、未だに口ずさめるのです。
ちり紙交換の車はメッキリいなくなった。というのも、採算に合わなくなって
しまったらしい。いくら交換しても赤字ではこれを商売にする人もいなくなるって
寸法。

子供の時。ある夏の日。いつものようにだみ声を出して車が近づいてくる。
私は好奇心から…つまりどんな恐ろしい形相のオバチャンなのか見てみたくて…
家を出て自転車で追いかけたことがある。

期待というものはいつも裏切られるもので。
私がのろのろ走るその車に追いついた時、ビックリした。
運転席にいるのは、とぼけた顔したおじさん。
大人になった今考えれば当たり前の事ですが、テープを回していただけでして。
そこには純粋な子供心に大人への黒い洗礼が待ち受けているのです。
つまり世の中のからくりを垣間見る事が出来る…大袈裟か。

それにしてもこんな特徴的な面白い宣伝、誰が吹き込んだのだろう。
このとぼけたおじさんの奥さんだろうか?それにしては年が違うような。
まあ声で年齢を判断するのは尚早なのかもしれないけど。

この宣伝だけではなく、もっと“面白いもの”があったような気がするのですが、
なかなか思い出せない。なにか“面白いもの”と関係する事があったりすると
いきなり記憶が蘇るのだろうけど。

写真とか。音楽とか。匂いとか。

そう言えば、匂いって実は記憶を蘇らせてくれるものの中でも
特に優れているらしい。

だから、女の人は香水をつけるのか?

だから、受験勉強をしている時、食べたカップラーメンのニオイを思い出すと
英語の熟語を思い出すのか?

だから、記憶術だーとか言いながら勉強するときニオイを嗅ぎながらすると、
能率100倍なのか?(ホントかよ)


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