思いつき日記
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2001年10月15日(月)

街が目を覚ます前。
午前三時。

愛車180SXと共に漆黒の闇を疾走する。
彼、彼女?の鼓動は今日も素晴らしいリズムを奏でて、
排気音が心地よく耳に届く。

ふと東の空を見上げた。
金色に輝くとても細い三日月。
明日には新月になるのだろう。

満月と新月の時は気分が高揚する。
(統計学的に見ても満月や新月の時は事故が多いらしい)
そうか!狼男はこれに由来するのだろうか?はて?

とにかく私はアクセルを踏み込み、また漆黒の闇へと消えていった…。

……

満月には人間の本能をくすぐる何かがあるのだろうか?

押さえつける理性を跳ね除けてみたい。
どうも私は頭でっかちで“本能の赴くまま”という事に事欠けるような気がする。

あー自分を忘れるくらいの何かに没入してみたい。
動物という自分を否定しつづけてきたけど、そんな自分を認識してみたい。

カタルシスを達成したらどうなるのだろう。
この欲し続けている何かを得たらどうなるのだろう。

高尚とは全くの正反対の世界へ。
あなたと共に。

奈落の底には何があるのか?
光るものは見つけられるのだろうか。

未到達の領域へ。


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