韓国大統領が日本批判「政治家が争点化、賢明ではない」(朝日新聞 2019.01.10)韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は10日午前、大統領府で年頭の記者会見を行い、日韓関係の悪化について「日本の政治家が政治争点化し、拡散させていることは賢明な態度ではない」と述べ、日本の対応に問題があるとの認識を示した。日韓が元徴用工訴訟判決などをめぐって対立するなか、日本政府が日韓請求権協定に基づいて9日に要請した協議には直接言及しなかったうえ、具体的な解決策も示さなかった。 文氏は「(韓国)政府は司法の判断を尊重しなければならない」とも指摘。韓国側の対応には問題がないと強調しつつ日本側の対応を批判した。日韓関係がさらに悪化するのは避けられない状況だ。 文氏は「韓日が新たな外交関係を結んだが解決できなかった問題がある。韓国が作ったのではない。日本政府は、もう少し謙虚な態度を示すべきだ」と訴えた。そのうえで、日本企業が元徴用工らに損害賠償するよう命じた韓国大法院(最高裁)判決について「三権分立で政府は介入できない。日本は判決に不満を表明できるが、仕方がないという認識を持つべきだ」と指摘。「政治的に争って未来志向を妨げるのは望ましくない」とも述べ、日本側の対応を批判した。 具体的な解決策については「未来志向で、真剣に知恵を集めるべきだ」と語るにとどめた。韓国外交省は9日夜、日本政府が要請した請求権協定に基づく協議について「綿密に検討する」との立場を表明しているが、韓国政府当局者によると、「決まった対策は現時点ではない」という。 文氏は、日韓慰安婦合意に基づいて設立された財団を解散するとした問題や、海上自衛隊の哨戒機が韓国軍艦艇に火器管制レーダーを照射されたとする問題については言及しなかった。そもそも徴用工問題に関しては1965年の日韓請求権協定において「完全かつ最終的に解決」とし、2005年に韓国政府が「戦中戦前の個人の請求権はない」と公表済みとしたわけで、決着済みの話なのだから徴用工への賠償問題は韓国政府が解決すべき話なんですよね。だからこそ政権によって国家間の約束を平気で破る韓国こそ謙虚な態度を取るべきなんじゃないかと。◆【ライブレポート】Perfumeカウントダウンライブで横浜アリーナと渋谷駅前がリアルタイムにシンクロ(ナタリー 2019.01.03)横アリと渋谷駅前をつないだ、Perfume年越しカウントダウン映像をYouTubeで公開(ナタリー 2019.01.10)Perfumeが2018年12月31日に行った年越しのカウントダウン、および新年の幕開けと同時に披露された「天空」のパフォーマンスの様子が、彼女たちのYouTube公式チャンネルで公開された。この映像は、Perfumeがアリーナツアー「Perfume 7th Tour 2018『FUTURE POP』」の追加公演の一環として神奈川・横浜アリーナで行った、ファンクラブ「P.T.A.」会員限定ライブの様子を撮影したもの。2019年へのカウントダウンはNTTドコモとのコラボプロジェクト「FUTURE-EXPERIMENT VOL.04 その瞬間を共有せよ。」として行われ、東京・渋谷のスクランブル交差点近くに設置されたパブリックビューイング会場と横アリを互いに中継し合いながら実施された。このカウントダウンでは、横アリのライブ映像や音声、照明などを制御する信号を第5世代移動通信システム・5Gを活用して渋谷会場に伝送する実証実験を実施。両会場の観客には、Perfumeの動きと連動してリアルタイムで光と色が変化するデバイスが配布され、横アリの臨場感を渋谷の人々と共有した。また横浜アリーナでは、通信テクノロジーを用いて観客が持つデバイスを制御し、客席の光でカウントダウンの数字を表示。Webサイト上では横浜と渋谷の映像をリアルタイムで合成して生中継を行った。公式で動画がアップされたよー。カウントダウンしてすぐに披露された「天空」は本当に素晴らしい光景だったなぁ。