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2019年01月02日(水) 平成最後のカウントダウンは横浜アリーナでPerfumeとともに

あけましておめでとうございます。

更新はたまにではありますが今年もよろしくお願いいたします。




驚きの演出を盛り込んだPerfumeツアー終幕「歳を重ねるってこんなに楽しいんだ」(ナタリー 2019.01.01)

Perfumeのアリーナツアー「Perfume 7th Tour 2018『FUTURE POP』」が、
神奈川・横浜アリーナでのカウントダウンライブなど追加3公演を含む20公演が終了し、
台風により延期になった大阪・大阪城ホール公演の3月に行われる振替公演を残すのみとなった。
このツアーは8月発売の最新アルバム「Future Pop」を携え、
9月から12月まで行われたもの。本稿では12月28日に
神奈川・横浜アリーナで行われた追加公演初日の様子をレポートする。

以下、ネタバレが含まれているので大阪振替公演の参加者はご注意を。

開演を待つ観客の興奮が高まる中、会場が暗転。
Perfumeのこれまでの音源リリースやライブのスケジュールが書かれた年表と、
メンバーが移動した場所を示す世界地図がオープニングムービーとして流れ始めた。
そしてその年表のタイムラインが2018年12月にたどり着くと、
アルバム「Future Pop」の冒頭に収録されたインスト「Start-Up」が流れ、
ステージと客席を隔てていた紗幕の向こう側にPerfumeの3人が登場。
未来都市を思わせる立体感のあるCG映像を紗幕に映しながら、
アルバム表題曲「Future Pop」でライブがスタートした。
(以下省略)



9月からスタートしたPerfumeのアリーナツアー「Perfume 7th Tour 2018『FUTURE POP』」が、

大晦日のカウントダウンライブで終幕しました。

私は台風で延期となる前日に行われた大阪城ホール初日(9月29日)、

退院して2日後に参加したアスティとくしま(10月25日)、

かしゆか30歳となる誕生日の次の日クリスマスイブのマリンメッセ福岡(12月24日)、




そして、紅白の中継を含んだカウントダウンライブの横浜アリーナと4公演を観させていただきました。

今回は特に私にとって思い出深いツアーとなりましたが、

今日は平成最後と2018年を締めくくるカウントダウンライブの感想を書きます。

Perfumeにとって11年ぶりとなるカウントダウンライブは

ファンクラブ会員だけが参加できるライブでした。

11年前はファンクラブ発足前で会場もライブハウスだったことを思えば、

会場は横浜アリーナとなりファンクラブ会員だけで満席にできるのですから感慨深いものがありますね。

Perfumeが好きな人たちが集まるんだから開場前の熱気からして違っています。

この日は大晦日恒例の紅白歌合戦がNHKで放送される日でもあります。

Perfumeは11年連続11回目の出場となりますし、

ついに念願叶っての大御所のスターしかできない別会場からの中継。

カウントダウンライブ本番は22:30スタートですが、

紅白でPerfumeの出番が21時すぎということもあり、

中継に参加したい人は20:30までに着席することが決まっていたので、

友人と待ち合わせて会場入りしたのが20時すぎで

会場内のスクリーンには紅白の映像が流れていました。

しばらくすると突然映像が切れてステージに

あ〜ちゃんの妹でアイドルグループ9nineのちゃあぽんが、

中継の段取り説明いわゆる前説としてサプライズで登場しました。

しかも説明の後に中継のリハーサルとして

本番同様に演出されたPerfumeのライブも観られるというオマケ付き。

紅白で披露されるのは「Future Pop 紅白SP」と題し、

昨年8月に発売したアルバム表題曲「Future Pop」と、

彼女たちがブレイクする前にリリースした2006年の曲「エレクトロ・ワールド」の2曲を、

紅白特別バージョンとしてメドレーで披露しました。

リハーサルなのに会場のボルテージは最高潮で本番さながらの大歓声でした。

リハ終了後にあ〜ちゃんはすでに泣いていました。

リハ終了後は再び紅白の映像が流れていたのですが、

9時からの第2部いよいよPerfumeの出番が近づいてきたこともあって、

気分が高揚してすでに気合も入っているのかDA PUMPといきものがかりで、

まるでこの人達のライブを観に来たかのような異様な盛り上がりでめっちゃ楽しめました。

そして出番が近づくとステージにPerfumeが再び登場しました。

まずはNHKホールと横浜アリーナを繋いでのトークがあり一旦中継を終え、

白組のアイドルグループが歌っている間にメインステージに移動。

ステージでは本番の中継が始まるギリギリまで入念にダンスの動きを

確認する3人の姿が暗転ながらも確認することができました。

そしていざ本番スタート。

リハーサル以上に歓声がものすごかったです。

これは私も含めて3人を楽しませたい応援したい気持ちがあるのはもちろんのこと

Perfumeのライブっていつもこんなに凄いしこんなに盛り上がるんだぞってことを

ファンみんなが画面越しでも伝わるように気合が入っていたからでしょう。

放送をご覧になった方ならわかると思いますが、

放送された映像もすごいの一言でございました。

ライブカメラで撮影した3人の映像情報をディープラーニング技術を用いて

リアルタイム処理をプラスして映像演出を行い仮想空間映像と

ステージで披露されている現実を行き来してるようでしたね。

4年前の紅白でも似たような技術が使われた演出がされていましたが、

あの頃はまだリアルタイム処理ができず予め先に撮影した3人の映像をCG加工し

現実であるステージの3人と仮想空間とを行き来していました。

それが技術の進歩によってリアルタイム処理できるようになった。

昨年のPerfumeのテーマであったReframe(再構築)が紅白でも行われたということではないかと。

本番の中継が終わると、ミスひとつできない中継なので

完璧にできたことをほっとして緊張が溶けたかしゆかのっち2人の感無量な笑顔と、

あ〜ちゃんは感謝しながら涙涙でした。

中継が終わったあと1時間後にはカウントダウンライブがスタート。

追加公演でもありファンクラブ限定ライブでもあるので、

セットリストも福岡公演までの本公演から6曲変更され、

「微かなカオリ」「SEVENTH HEAVEN「ポリリズム」「MY COLOR」
「チョコレイト・ディスコ」「心のスポーツ」になっていました。


_OP
Start-Up
Future Pop
エレクトロ・ワールド
If you wanna
FUSION
Tiny Baby
Let Me Know
_MC
Butterfly
微かなカオリ
SEVENTH HEAVEN
ポリリズム
_MC
天空(FUTURE EXPERIMENT)
FAKE IT
Party Maker
_P.T.A.のコーナー
MY COLOR
チョコレイト・ディスコ
_EC
心のスポーツ
_MC
無限未来



本公演では「スパイス」「575」とお久しぶりな曲が披露されていましたが、


FPツアー本編/追加公演
_OP
Start-Up
Future Pop
エレクトロ・ワールド
If you wanna
超来輪
FUSION
Tiny Baby
Let Me Know
_MC
宝石の雨(徳島から追加)
Butterfly
スパイス
TOKYO GIRL
575
Everyday(追加公演からSEVENTH HEAVENに変更)
_P.T.A.のコーナー
FAKE IT
FLASH
Party Maker
天空
_MC
無限未来



今日は「微かなカオリ「心のスポーツ」とこれまたお久しぶりな曲が披露され、

ファンにとっては嬉しい配慮でありました。

緊張しかない紅白中継をやり終えたことで、

ライブは羽根を伸ばしたかのようにツアーのときよりもさらにMCが面白い。

そしてカウントダウンはドコモの協力によるプロジェクト

「FUTURE-EXPERIMENT VOL.04 その瞬間を共有せよ。」として

横浜アリーナとカウントダウンを祝う人々で賑わう渋谷に

大きなビジョンを設けた特設会場とを設置し生中継。

この生中継はYouTubeなどでも生配信されていたのでご覧になった方も多かったのではないでしょうか。

渋谷の特設会場へはライブ会場の映像や音声や照明などを制御する信号を

1秒の遅延も起こさない新しい中継技術5Gを活用して伝送しており

「未来」のパブリックビューイング体験できるという試みでした。

Perfumeの動きに連動してリアルタイムに光と色がコントロールできる

光るデバイスが横浜アリーナの入場者と渋谷の特設会場の観客に配布され、

横浜アリーナにいる12000人とPerfumeの3人と渋谷の観客とで

平成最後のカウントダウンの瞬間を共有し大いに盛り上がりました。

Perfumeのライブはペンライトなど光り物は禁止なので、

このような企画は余計に感動しちゃうんですよね。

そして、そのまま「天空」が披露されました。

Perfumeの手の動きに連動して7色に変化する会場の1万2000の光は

美しい光景すぎて感動して感極まってしまいました。

この光景は一生忘れないでしょう。

カウントダウン後、新年最初に披露される曲は

何が選ばれるのかライブ前にいろいろ想像していましたが、

今となっては未来を感じさせる「天空」が一番相応しい曲だったと思っています。

カウントダウンライブはファンクラブ会員しか参加できないこともあって、

愛がいっぱい詰まったただただ楽しいとことん楽しいライブとなりました。

平成最後の年越しを絶対に忘れることのできないこのような形でできたことを感謝しています。

そして2月で全員が30代に突入する3人ですが「青春を謳歌する」宣言通りに、

2019年もその先も華々しく活躍してくれることを3人の満面の笑みから感じ取れました。









名塚元哉 |←ホームページ