韓国、慰安婦で10億円拠出 再交渉求めず、新方針発表(産経新聞 2018.01.09)韓国の康京和外相は9日、従軍慰安婦問題の解決を確認した2015年12月の日韓合意に関する韓国政府の新方針を発表した。合意に基づき日本政府が拠出した10億円を日本に返還すべきだとの一部元慰安婦らの主張を踏まえ、同額を韓国政府が拠出し、日本拠出分の扱いを今後日本側と協議すると表明。合意が「両国間の公式合意だったという事実は否定できない」として、日本側に再交渉は要求しないとした。 10億円を財源とした現金支給事業では、合意時点で存命だった元慰安婦47人中36人が受け取ったか、受け取る意思を示した。日本の拠出金を韓国政府予算に置き換えることで、日本が関与した解決策との印象を薄める狙いがあるとみられる。 ただ日本政府は合意に関し「1ミリも動かさない」(菅義偉官房長官)との立場で、韓国側の対応次第では外交的な対抗措置を取る可能性もある。河野太郎外相は9日の記者会見で「韓国に対して着実な合意の履行を求める姿勢に変わりはない」と強調した。日韓合意の韓国新方針 河野太郎外相「全く受け入れられない」と抗議へ(産経新聞 2018.01.09)河野太郎外相は9日、慰安婦問題の最終解決を確認した日韓合意について韓国政府が新たな方針を示したことについて「全く受け入れられない。直ちに抗議する」と述べた。外務省で記者団に語った。日韓合意に基づけば再交渉を求めずなのは当然のことなので、再交渉を求めなかったことは安心なのですが、それ以外は「はあ?」ですよね。現金支給事業では該当者の7割が受け取ったにもかかわらず、10億円は韓国が負担したことにするという対応も日本の対応が不十分だったという印象を作り出したい思惑からですし、韓国が負担したことにするという対応で拠出したからと言って日韓合意を覆すことは出来ませんし、もはや、この問題は韓国国内の問題になってしまっています。そもそも公開しないという約束だった外交交渉の機密文章を勝手に公開したり、交渉の中で受け入れた「今後、慰安婦像の設置はさせない」も破られているように、いくつものルール違反を犯しているのは韓国政府。韓国政府にしたらこれまでの歴史でごねれば日本側が折れて要求を何度も呑んでくれた経験があるので、今回もそれで行こう(それでいける)と思っているのでしょうが、新方針なんて言い出していること事態が合意の否定であり、韓国政府が日韓合意で最終的かつ不可逆的を受け入れた以上は、新方針も韓国世論を納得させれないからの悪あがきに過ぎないということが分っているので、さすがにもう真面目に聞く必要もないでしょう。Twitterなどでこのニュースに関しての反応を見てみると、以前に比べると韓国政府の要求は無視するに限るというのが着実に広まっているようでした。嫌韓とかではなく最終的かつ不可逆的を受け入れた国家間の合意を覆すことが非常識という認識でこの問題を冷静に見ているようです。