9条改悪反対!! 民進出身の希望公認候補が露骨に反旗 改憲の「踏み絵」を踏んだはずなのに続々と…(産経新聞 2017.10.17)衆院選を前に民進党から希望の党に移籍した前職の中に、希望の党の公約と大きく異なる主張を掲げる候補が続々と出始めた。希望の党が容認する「憲法9条改正」などの“踏み絵”を踏んだはずなのに公然と異を唱え、小池百合子代表を批判する声まで上がる。希望の党の失速で焦りを募らせているようだ。 「憲法9条の改悪については明確に反対」 香川1区から希望の党公認で立候補した小川淳也氏は、党の公約に「憲法9条を含め改正議論を進める」と明記されているにもかかわらず、自身のホームページにそう書き込んだ。 小川氏は16日、高松市で行った街頭演説で「小池氏の物言いは『排除』などひどい。私の政治信条は変わらない」と強調。この日は改憲派の前原誠司民進党代表が街頭演説を行う予定だったが、急遽キャンセルした。 後援者らを集めた15日の会合では「立憲民主党と無所属、民進党の人たちを巻き込み、野党再結集、再合流へと歩みを進めなければならない」と言い切った。香川1区は立民や共産党が候補を立てておらず、「反自民」票を自身に集約させたいとの思惑がにじむ。 一騎打ちの相手となった自民党の平井卓也氏は「政策がどこにあるか分からない。世の不平や不満をあおり、右から共産党までの受け皿になるなんて有権者をばかにしている」と指弾する。 こうした民進党から希望の党への移籍組による“造反”の動きは、小川氏に限ったことでない。九州の前職は「安倍晋三首相のように9条改正を特出しするのはいかがか」と批判し、北関東の前職はフェイスブックに「憲法9条に自衛隊を加える提案にはくみしません」と書き込んだ。入党を希望する民進党議員を全員受け入れるとしたことで、希望の党への合流を枝野幸男氏含め満場一致で承認したもののいざフタを開ければ安保法案賛成や憲法改正賛成することと条件を突きつけられて、それに従えないものは「排除」で希望の党が進みだした経緯を考えれば、当選のために表向きの主張は民進党の頃から180度変えて入党したものの本心は違うわけで、党の支持率が伸び悩んでいるからこそ選挙期間中に早々と手のひらを返す議員が出ただけであって、遅かれ早かれ反旗を翻す議員が出てくるのは、やっぱりなという印象しかありません。でもね、政党をコロコロ変える主張をコロコロ変える議員は当選だけが目的、政治家で居られることだけが目的なので驚くこともないです。希望の党の後に誕生した立憲民主党のほうが支持率が高いので、主張を変えてまで希望の党に行くよりも、安全保障反対などの立憲のほうに行けばよかったと後悔している民進党議員がほとんどじゃないでしょうか。だからこそ当選したら人気のある立憲民主党に移籍しそうです。ここに来ての小池批判はそのためのアリバイ作りなのかもしれませんね。半年後ぐらいには民進党から希望の党へ行った議員は前原氏以外は立憲民主党に移籍してるかもしれませんよ。